これからWEB広告を始めたい場合、事前にどのような準備が必要なのでしょうか。キーワードの選定?クリエイティブの作成?それよりも前に決めておかないといけないことがあります。今回は事前に準備するモノのお話です。
コンテンツ
自社の強みを言語化しておく(セールスポイントの整理)
検索連動広告は、他社広告が並んで広告出稿されるケースがほとんど。検索しているユーザーは、他社広告と比較検討したうえでの購入します。そのため広告の訴求内容が競合と比べて良いと認識してもらうことがとても重要となります。どんなに良い商品サービスであることを書いていたとしても、比較で負けてしまうと意味がありません。自社の強みを見つける方法としてよく使われるのは、マーケティング戦略を考える際に使われるフレームワーク3C分析です。市場・顧客、競合、自社の観点から分析したもので、自社の強みを見つけるために役立ちます。
自社の商品・サービスの特徴だけではなく、他社と比べてどこが有利なのかを明文化しておきましょう。効果的な広告クリエイティブ(広告文といわれるものです)を作成する上でとても重要な情報となります。
出稿する媒体を決めておく(ターゲットが使用している媒体の把握)
WEBには数多くの広告媒体が存在します。どの媒体を使用するかはあなたのお客様がよく使用されている媒体を選ぶようにしましょう。しかしどの媒体を選ぶべきかわからない場合は、GoogleとYahooから始めてみるのが良いかと思います。この2媒体は検索エンジンのほとんどのシェアを占めており、多くのユーザーにリーチしやすいという特徴があります。また検索連動型広告は比較的広告の運用しやすくこれから始めたい方に適した媒体です。
日本における検索エンジンの市場シェア-2021年11月
Google:75.58%
Yahoo!:18.87%
参照元:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan
始めやすい理由は過去の記事がありますので、こちらもご読ください。
ランディングページを用意する
広告運用初心者の方が忘れがちなのは、ランディングページ(LPとも言います)を準備です。ランディングページは広告を見た方が最初に閲覧するページのことで、売上を左右する最も重要なモノです。購入などの特定のアクションを起こしてもらうために特化されたページを設定しておくのが理想です。
わからない時のため相談できる窓口を見つけておく
広告代理店に依頼されない場合は、広告のアカウント発番から広告文の作成まで全て自分で行うことになります。初めて当然わからないことが多く必ず迷うことになるかと思います。周りに運用の経験者や広告に詳しい方がいる場合はその方に相談すればよいですが、いない場合は情報集や作成について相談できる方法を事前に見つけておきましょう。まずは検索連動型広告の代表的な媒体であるGoogleとYahooの2社についてはいつでも情報を取れるようにしておくことをお勧めいたします。
Google・Yahooヘルプ
広告掲載に関する様々な情報を得ることが出来るヘルプサイトです。下部のサポート窓口フォームから媒体について質問することも出来ます。
初めて広告を作成する方に向けて作成のガイドラインを掲載したサイト。管理画面のログインから広告出稿までの方法を紹介しています。
Google・Yahooのサポートセンター
Google:0120-752-655 ※平日9:00~18:00 ※土日祝除く
Yahoo:0120-559-703 ※平日9:30~12:00、13:00~18:00 ※土日祝除く
ちなみに今年の広告入稿に関してはGoogle、Yahooともに入稿の最終審査は終えておりますのでご注意ください!
きちんと準備し効果の出る広告運用へ
今回の情報は、広告稼働のために必要な準備に加えて、事前に準備しておくと効果的に運用できる情報となります。きちんと準備して効果の出る広告運用を始めましょう。
Hiroshi Shimada
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