こんにちは。
本日は運用における大事な施策である「検索クエリ」について
記事を書いてみたいと思います。

 

検索クエリの精査してますか?

検索クエリの精査してますか?
たまに放置されているアカウントもございますが多くの運用者の皆さんは、
運用において、重要な施策の一つと捉えているかと思います。

対応内容としては大きくわけて2つあります。
①広告を露出したくないキKWを除外する
②未登録且つ成果が良いKWを登録する

今回は主題ではありませんが、①の「露出したくないKWを除外する」は、
特にCVは取れているがCPAが高い状況の時は非常に効果的で、
これを実施するだけで効率が大きく改善することもありますので、
対応しているアカウントも多いのではないでしょうか?

②についても非常に重要でして、
私は大きく3つの「対応すべき理由」があると思います。

 

検索クエリからキーワードを登録する3つの理由

(1)広告の露出を安定させる
部分一致やフレーズ一致のマッチングロジックであったり、広告スコアは日々変動していくので、
今日広告が出ていた検索クエリでも明日も広告が出るとは限りません。
部分一致で広告を出すより、完全一致で広告を出す方が広告スコア的に有利で、
より安定して広告を露出させることが可能です。

 

(2)KWの実績管理や調整をしやすくする
登録をすることでKWとしての実績を管理することが容易になりますし、
対応しようと思えばKW個別で入札や広告カスタマイザの設定、リンク先の変更等が可能になります。
CVが見込めるKWは登録して管理・運用やすくすると良いです。

 

(3)品質スコアを適切に評価させる
KWの品質スコアは登録KWが完全一致で検索されたときに評価されます。
部分一致やフレーズ一致で出ているから問題ないと判断していると、
ずっとそのKWの品質スコアは評価されない状態で運用することになり、
IMPシェアの向上やCPC改善などの恩恵を得ることができません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
セオリーと思ってやっている運用も、
より正確にわかりやすく広告主や社内に説明できると、
一歩踏み込んだ運用者として認識されると思いますので、
よろしければ参考にしてください。

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Hirofumi Nishi

大手インターネット広告代理店のセプテーニにてSEM及びディスプレイ領域のコンサルタントとして約3年間従事したのち、外資系の共同購入型クーポンサイト運営会社に4年間在籍。インハウスの広告運用担当として急速な事業成長に貢献。その後、カカクコムのマーケティング本部プロモーションチームの初期メンバーとして入社。主に金融領域・通信領域の広告効果最大化に4年程度注力したのち、スキルの幅を広げるためにWebディレクターとしてサイト改善の施策立案・ディレクションを担当。2022年、株式会社援軍に参画。