以前、Youtubeショートだけの広告配信が可能という記事を書きました。
今回はインストリーム広告とYoutubeショート広告を比較した数値感について公開していきます。
実績
今回は一般消費者向けの商材における、ブランディング目的の配信の傾向値です。
実際の数字は動画の内容やターゲット、日予算、配信時期によって変動します。
広告枠 | インストリーム | ショート |
入札戦略 | CPV入札 | CPM入札 |
CPM | 1500~3000円 | 25~50円 |
視聴率 | 55~90% | 1~2% |
視聴単価 | 2.0~4.0円 | 1.2~3.5円 |
クリック率 | 0.2~0.7% | 0.01~0.03% |
クリック単価 | 400~1000円 | 150~300円 |
以下のような傾向がみられます。
・ショートの方がCPMで管理できる分、視聴単価を抑えやすい
・視聴率・クリック率はインストリームの方が高い
注意点
インストリームとショートでそれぞれ視聴をカウントする定義が異なります。
インストリームは30秒以上、ショートは10秒以上の動画視聴です。
そのため、同じ基準で比較しようとした場合、
仮にショートが60秒の動画であれば50%視聴率を見て比較すると比較できます。
今回は以上です。
Youtubeショート広告の実施検討の参考になれば幸いです。
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Kyotaro Yamaoka
横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。
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