SEO対策を意識してサイト制作・ページ制作をしている人であれば、meta description(メタディスクリプション)をどう記述するのが適切なのかと悩んだことがあると思います。そんなSEO対策初心者の方へ向けて、今回は meta description の書き方についてザックリとまとめていきます。 meta description の適切な文字数を含め、基本的な書き方等を理解していきましょう。

meta description の適切な文字数は120文字程度

PCで検索結果を見ると、 meta description は120文字程度が表示されます。また、スマホで検索結果を見ると、 meta description は50文字程度が表示されます。その為、ベストなのはPCとスマホで別々の meta description を表示させることなのですが、それはそれは面倒ですよね。ベストなことをやろうとして作業工数がかかりすぎると、結果的に「トータルで見るとベストではなくなる」ということもありえます。

その為、デバイスごとの表示可能文字数の目安と作業工数を踏まえて考えると、「 meta description は120文字程度で書きつつも、前半の50文字程度までに見込客の注目を集めるであろうキーワードや文章を盛り込むよう工夫する。」というのが良いでしょう。

meta description には「キーワードを含め」ながら「ページの内容を要約した文章」を書く

ページの内容を要約した文章を記述しておくのが meta description です。その為、要約が書かれていれば問題はないのですが、その要約を書く際に「重要なキーワード」を含めるとより良いでしょう。例えば、「短期間で痩せるダイエット法」に関する記事であれば、「短期間」「わずか7日」「痩せる」「ダイエット」「方法」「簡単」「無料」「自宅でも出来る」といった文言を含めておくと見込客の注目を集めやすくなりますし、検索エンジンの検索結果に引っかかるキーワードの幅が広がる可能性があります。

meta description に高いSEO効果を期待してはいけない

ここまで meta description について解説してきましたが、1つ残念なことを述べておきます。それは「 meta description には高いSEO効果はない」ということです。いくら meta description にテコ入れを行っても、検索順位を劇的に上げるほどの効果はありません。しかしながら、検索エンジンを利用する見込客に対するユーザビリティ向上やわずかながらのSEO効果を期待し、最低限の労力で meta description は記述しておきましょう。

今回は以上です。書き方が分からないような初心者の内は meta description の記述に対して神経質になりすぎることもあるかもしれません。しかしながら、そんなに神経質になる必要はありません。「120文字程度」で「狙ったキーワードを含め」ながら「ページの内容を要約」すればOKです。

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。