Facebook広告は基本的に全自動で配信されていきます。効果の期待される広告セット、広告に配信が寄るように機械学習がかかるわけです。ただ、その機械学習を最適化させるには、最初の設計や設定するターゲティング、クリエイティブを適切に設定する必要があります。今回は、ターゲティングをより効率化させるための、オーディエンス重複度合いを調べる方法について説明していきます。

オーディエンス重複とは

Facebookのヘルプを参照すると、以下のような説明が出てきます。

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オーディエンスの重複は必ずしも問題ではありませんが、広告セットの配信効率が悪くなる場合があります。この理由は、同じ広告主の広告セットが同じオークションに出される(同様のオーディエンスを対象としている)場合、過去にパフォーマンスが最も高かった広告が選ばれ、残りの広告が表示されなくなるからです。これは、広告同士が競合することでコストが上がり、予算を効率的に消化できなくなる状況を避けるために行われます。使用している2つのオーディエンスが重複しているかどうかは、ツールを使って確認できます。

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例えばですが、リターゲティングと、カスタムオーディエンスの拡張の広告セットがそれぞれあるとします。その際、リターゲティングのオーディエンスはサイト訪問ユーザーとなりますが、そのサイト訪問ユーザーとリストでアップロードしたカスタムオーディエンスのユーザーが必ずしも別とは限りません。意外とカスタムオーディエンスでアップロードしたユーザーとサイト訪問ユーザーがかぶっているという事があります。重複しているとアカウント内競合が発生して入札額をおのずと引き上げる結果となってしまいます。

効果的な配信をするためには、オーディエンスの重複を極力減らすことが大切です。重複率を調べるためには、ツールを使って調べることができます。

ではその方法について説明していきます。

オーディエンス重複確認方法

①「ビジネス設定」を開き、「三」をクリックすると、すべてのツールが出てくるので、「オーディエンス」を選択します。

 

②重複を調べたいオーディエンスを2つ選択し、右上にある「・・・」をクリック。「オーディエンスの重複」をクリック
※実案件のものを使用しているため、伏字にしています。

 

③オーディエンスの重複率が出てきます。この例ですと、対象のオーディエンスの重複率は18%。そこまで高くない重複率です。この重複率が高いと、アカウント内競合を起こすリスクがあるため、配信する前に想定しているターゲティング(オーディエンス)の重複率をあらかじめ見たうえで設定するかを判断するといいと思います。

 

まとめ

Facebookは運用レバーが少ないのですが、初期設定のターゲティングを設定するのはあくまで、「人」です。オーディエンスの重複率ツールを使用して最適な広告を配信していきましょう。