Yahoo広告の仕様変更がこのところ増えている印象です。
今回は配信に影響がある内容を記載します。

何が変わるか?

キャンペーンと広告グループの両方に広告表示オプションを関連付けた場合の仕様が変更されます。

従来:広告グループに関連付けたものが優先して配信される

今後:関連付けた階層にかかわらず、ユーザーの検索意図に適したものが優先して配信される

変更は本日10/7より順次適用されるようです。

▽対象の表示オプション
・クイックリンク
・テキスト補足オプション
・カテゴリ補足オプション

気を付けないといけないこと

キャンペーン単位に関連付けている広告表示オプションは、配下のどの広告グループで配信されても問題ないようにする必要があります。

例えば、アパレルのキャンペーンでアイテム別の広告グループを作成していた場合、
Tシャツ、パンツ、アウターのグループではキャンペーン単位のオプション、バッグや靴のグループではグループ単位のオプションという管理をしていたとしても、バッグや靴のグループにもキャンペーン単位の表示オプションが表示される可能性があります。
そのため、キャンペーン単位のオプションはすべてのアイテムで使用して問題ないものに変えておく必要があります。
もしオプションの内容を分ける必要がある場合は、以下のいずれかで対応しましょう。

1)キャンペーン単位の表示オプションが使用できない広告グループは別キャンペーンに切り分ける
2)すべて広告グループ単位で広告表示オプションを関連付ける

手間はかかりますが、今一度表示オプションを見直す良い機会かもしれません。
それでは。

The following two tabs change content below.

Kyotaro Yamaoka

横浜国立大学工学部卒。2児の父。重工業系エンジニアを経て、2015年にWebマーケティング業界に参入。電通アイソバーや博報堂DYデジタル、インティメートマージャーなどとの協業経験を経て、ベンチャー企業のリーダー運用者として多様な業種の広告主を支援。2021年に援軍入社。データ分析に強みを持つ理系ディレクター。