Google広告を配信する際、その効果計測を行う為にコンバージョン計測用のタグをサイトへ設置します。その際、注文や資料請求など「効果とみなすユーザーアクションが行われた時にサンクスページがブラウザに表示される」のであれば、コンバージョン計測に必要なタグ(グルーバルサイトタグとイベントスニペット)を単純にサンクスページへ貼り付けておけばOKです。サンクスページへ必要なタグを貼っていくだけで、Google広告管理画面へコンバージョン数が計上されていきます。

が、電話番号タップをコンバージョンとして計測する場合は、コンバージョン計測に必要なタグを単純に貼り付けるだけではダメです。直接電話番号リンクのあるページへタグを貼り付ける場合、電話番号リンクのHTMLを若干カスタマイズする必要があり、HTMLを全く知らない広告運用者の方であると作業イメージが湧かないかもしれません。そんな場合に便利なのがGTM(Google Tag Manager / グーグルタグマネージャー)なのです。

GTMで電話番号タップをGoogle広告でコンバージョンとして計測する手順

ステップ1.GTMへログインし、該当のコンテナページへ移動する
ステップ2.全ページで発火するグローバルサイトタグ / コンバージョンリンカーをセットする
ステップ3.電話番号リンクをクリックした場合に発動するトリガーを作る
ステップ4.Google広告のコンバージョントラッキングのタグを作り、ステップ1のトリガーをセットする

この手順だけで電話番号クリック時にコンバージョンをカウントするようになります。慣れている人であれば、所要時間5分くらいで作業完了します。では、上記の各ステップについて、それぞれ説明していきます。

ステップ1.GTMへログインし、該当のコンテナページへ移動する

ここは説明不要ですね。アカウント所有されているGTMにログインし、タグを作る対象となるコンテナページへ移動しましょう。

ステップ2.全ページで発火するグローバルサイトタグ / コンバージョンリンカーをセットする

グローバルサイトタグをサイト内の全ページで発火させる設定、及びコンバージョンリンカーを全ページで発火させる設定を行います。ここは電話番号タップをコンバージョン計測するかどうか関係なく設定するものですし、どちらも「トリガーをAll Pagesにしてタグ発火させるだけ」なので詳細な設定手順は割愛します。

ステップ3.電話番号リンクをクリックした場合に発動するトリガーを作る

トリガーのタイプ「クリック – リンクのみ」を選択、このトリガーの発生場所「一部のリンククリック」にし、Click URLを「含む」で「tel:0120××××××」と設定して、トリガーを保存します。このトリガーをタグに適用させることで、指定した電話番号リンクがクリックされた時にそのタグが発火するようになります。

ステップ4.Google広告のコンバージョントラッキングのタグを作り、ステップ3のトリガーをセットする

GTMでタグを作る時に「Google広告のコンバージョントラッキング」という選択肢がありますので、それを選択して必須項目の「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」を入力すればOKです。コンバージョン値や通貨コードは任意項目となりますので、必要に応じて入力して下さい。なお、Google広告管理画面にて用意するコンバージョン計測用のタグは、通常の「WEBサイト用」のイベントスニペットでOKです。電話発信計測用である必要はなく、あくまで「発火させれば良い」わけですので、通常のWEBサイト用イベントスニペットで問題ありません。

以上。電話番号タップをコンバージョンとして計測する方法は非常に簡単ですし、電話番号タップするユーザーは確度の高い見込客である可能性も高いと思われますから、今まで電話番号タップをコンバージョンとして計測していなかった場合は是非とも計測するようにしましょう。多くのデータをきちんと取得することで、広告戦略の幅も広がってくるはずです。