3月上旬、Yahoo検索広告において新形式の広告表示オプションがリリースされました。
この記事では、何が変わったのか?今後何をすべきか?について書いていきます。

新形式の表示オプションとは?何が変わったのか?

新形式で変わったのは主に以下の3点です。

1)広告表示オプション単位でのオンオフの切替が可能になった
2)広告表示オプションの作成上限数が撤廃された
3)優先デバイスがなくなった

1)広告表示オプション単位でのオンオフの切替が可能になった
これが今回のアップデートの目玉です。
Yahooではこれまで、例えばあるキャンペーンに15個のクイックリンクを設定していたとして、そのうち1つだけを配信から外したいというようなとき、
1つだけ外すのではなく、残り14個を改めて選んで再設定するというようなことが必要でした。
※広告エディターを使えばもう少し効率的にできますが、管理画面からの編集は非常に非効率でした。
これが管理画面上でもクイックリンク1つ単位で配信オフにするということが可能になりました。

2)広告表示オプションの作成上限数が撤廃された
アカウントごとの広告表示オプション作成上限数が撤廃され、好きなだけ作成が可能になりました。
といっても、従来も1アカウントにつき500万件まで作成できていたので、これ自体はよほどのことがない限りあまり大きな変化ではないかなと思います。
それよりも、上記1の機能を補完する役割として、1つのキャンペーンまたは広告グループに紐づけられる表示オプションの数が配信オンのものが20件、配信オフのものが2000件になったということが重要です。
配信をオンにできるのはこれまで通り20件までなのですが、オフのものが2000件紐づけられるため、広告表示オプションの入れ替えをする際に、効果の悪い表示オプションは関連付けを削除することなく、配信をオフにするだけで良いということです。
つまり、広告表示オプションのPDCAを回しやすくなったということになります。

3)優先デバイスがなくなった
クイックリンク、テキスト補足オプション、カテゴリ補足オプションのすべてにおいて優先デバイスの項目がなくなりました。
また、カテゴリ補足オプションにおいては、スケジュール設定も出来なくなりました。
これは恐らく利用が少ないのかなと思いますが、クイックリンクでスマホ限定ページに誘導していた場合は少し残念な変更ですね。

ただ、上記以外の点で新旧の大きな変更点はないので、実際に配信される中身が変わるものではなく、PDCAが回しやすくなった変更と言えます。

今後何をすべきか?

今現在、新形式も旧形式もどちらも使用可能です。
ですが、2022年6月後半には旧形式の広告表示オプションの配信停止が予定されています。
そのため、旧形式の表示オプションを新形式に変換する必要があります。
Yahooでは、2022年5月23日~6月3日にかけて旧形式から新形式への自動移行が予定されています。

※自動移行を希望しない場合は以下の項目にチェックを入れましょう。希望する場合は対応不要です。

ただ、私個人としては自動移行を待たずに先に手動で移行してしまう方が良いかなと思っています。
自動移行でも手動移行でも旧形式の実績データは引き継がれないためです。

尚、この新形式の広告表示オプションを入稿する際に注意点が2つあります。
1)一度でも新形式のものを入稿すると、自動移行は出来ない
2)同じキャンペーンに新形式・旧形式どちらも紐づけると、新形式のものだけ配信される

これから月末月初で広告表示オプションの入れ替えが発生する場合もあるかと思いますが、
新規で入稿するの際はこれらの点を念頭において行いましょう。

それでは。

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Kyotaro Yamaoka

2015年にWebマーケティング業界に参入。 前職では広告代理店のリーダーとしてリスティング、ディスプレイ、SNS広告の運用を中心に多様なクライアントのプロモーションを支援。「デジタルマーケティング業界の何でも屋」「一人一人が獅子になる」という考え方に共感し 、2021年に援軍へ入社。 数字と家族を愛する新進気鋭の理系ディレクター。別名「データ分析の鬼」

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