2023年6月に発表されていた新しいキャンペーン「デマンドジェネレーションキャンペーン」について、2023年8月15日正式にファインド広告からのアップデートがアナウンスされました。
本日は、デマンドジェネレーションキャンペーンとは何なのか、ご紹介したいと思います。
コンテンツ
デマンドジェネレーションキャンペーンとは?
デマンドジェネレーションキャンペーンはファンド広告の進化版と捉えて良いかと思います。
以下はファインド広告と比較した機能一覧です。
特に大きく異なる点について説明していきます。
1つのキャンペーンで動画広告とイメージ広告を配信可能。YouTubeショートにも掲載
ファインド広告でも実はβ版で動画フォーマットを追加できたりしましたが、基本は静止画のみでした。ここに動画も含めて配信が可能となります。
ショート動画を追加可能ということで、配信面としてYouTubeショートに掲載できるようになります。
YouTubeショートには現在、動画アクションキャンペーン(VAC)とアプリキャンペーンしか広告は出せませんでしたので、この点は大きなメリットとなりそうです。
また、インストリームにも出るようになりますので、かなりリーチが広がりそうです。
類似セグメントを活用して新規顧客にリーチ可能
お客様のファーストパーティデータとGoogleが保有するオーディエンスの意向や関心を示すシグナルのデータを照合して、お客様のブランド、商品に興味関心がある新規ユーザーに配信できます。
類似度は、2.5%・5%・10%から選択可能です。
クリック数の最大化が利用可能
ファインド広告はコンバージョン、コンバージョン値をベースとした入札しかできませんでしたが、クリック数の最大化入札が利用できます。これは結構大きい変化ですね。
今後の流れは?
2023 8月15日よりβ版の受付が開始しています。Google社の営業担当が付いている場合は、直接相談してみるとよいでしょう。
営業担当がついていない場合、以下フォームからも申請可能です。
10月より順次全てのお客様で利用可能となるようアップグレーが始まるようで、11月までに自動的にアップグレードが完了するようです。過去のデータや学習データはすべて維持されます。
11月までに移行が完了しなかったファインド広告については、2024年1~3月の間にアップグレードされるとのことです。
早めに取り組むのが吉
10月から自動的にアップグレードが進んでいくわけですが、いずれ代わるのであれば早めに取り組んでおいたほうが吉と考えています。
特に年末繁忙期のお客様は早めに取り組んでパフォーマンスを見て調整できるように準備しておくと良いですね。
弊社でもまた実績等分かり次第、共有したいと思います。
ではまた。
Junichi Nakamura
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