Yahooのディスプレイ広告(運用型)にて、これまで一部のアカウントのみ利用可能だったキャンペーン目的「ブランド認知」が11月24日よりすべてのアカウントで利用できるようになりました。ブランド認知とは、スマートフォン版のブランドパネル枠&プライムカバー枠に配信されるキャンペーンの目的が追加できる機能になります。
コンテンツ
スマートフォン版ブランドパネルとは?
「ブランドパネル枠」は、スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページ上部掲載枠、「プライムカバー枠」はスマートフォン版Yahoo!ニュースの記事詳細面上部掲載枠です。
ファーストビューの画面占有率が高く、多くのユーザーにリーチ可能です。これまでブランド認知訴求を目的とした広告(予約型と運用型(ブランド認知目的))のみ掲載可能となっていましたが、運用型「コンバージョン目的」などのキャンペーンも配信可能になりました。
コンバージョン獲得やサイト誘導に!期待できる広告効果は?
スマートフォン版ブランドパネル枠は、スマートフォンのその他の広告枠と比較してクリック率・コンバージョン率が高い傾向があります。
実際に配信した結果でも、スマートフォンその他広告枠と比較して画像で約10.2倍、動画で約1.4倍のCTVR(クリック率×コンバージョン率)が確認できたようです!
一番目立つ箇所に広告を出すことができるため認知目的としてはとても効果がありますが、これまではキャンペーン目標で「コンバージョン目的」や「アプリ訴求」で配信することができませんでした。そのため、今回のアップデートによって、ブランディングではなくCVやCPAを追いかけているクライアントには敬遠されていましたが、コンバージョン目的でも設定できるようになったことで、さらなる広告効果の向上が期待できますね!
推奨入札単価は?
こちらはYahooが推奨する予算なので、予約型の広告配信が増加する年度末や年末年始は推奨入札単価だと配信されづらい可能性も高いので、配信後の様子をみつつ入札単価の引き上げなど調整を行うのがよいでしょう。
スマートフォン版ブランドパネル枠、およびプライムカバー枠に配信される広告
キャンペーン目的
・ブランド認知
・コンバージョン
・アプリ訴求
・サイト誘導
・動画再生
・PayPayギフト
※「PayPayギフト」は一部のお客様のみに提供しているキャンペーン目的です。
2022年11月10日から入稿及び設定は可能になっており11月24日から順次配信量が拡大
Ryoko Furudate
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