ゴールデンウィークも終わり、休日中の広告成果について見えてきた頃かと思います。今回は休日中の成果分析する際に、見ておいた方がいい「ユーザーの検索状況」「競合の出稿状況」などについてお話ししたいと思います。

競合の動き:オークション分析に変化はないか

長期休暇の期間は、ユーザーの動きが変わることもあり競合の出稿状況が変動していることが多いです。例えばこれまでは露出していなかった企業が広告を強化していたり。主要キーワードでの競合出稿は広告の成果に関わることが多い為、長期休暇中は出稿状況については確認することが重要です。実際に出稿している企業はオークション分析から確認することが可能です。(オークション分析はGoogleのみの機能となります。Yahooでは確認できないのでご注意ください)

 

ユーザーの動き:検索語句(検索キーワード)/Googleトレンドに変化はないか

長期休暇中は、これまで検索されなかったようなワードで検索することがあります。検索語句を見て、検索されている語句に変動がないか見ておきましょう。また検索語句以外でもGoogleトレンドやyahooリアルタイムなども合わせて確認することで、休日を終えて検索の傾向が戻りつつあるのかなど、検索市場の変化について把握することが可能となります。

市場の変化は成果を上げるチャンス。早期対策が結果を変える

長期休暇のような市場の変化時期は競合がまだ対策出来ていないことも多いです。「キーワードの追加・停止」、「広告文の修正」「日額予算の調整」など細やかなチューニングを行い、成果の出る運用を行っていきましょう。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。