現時点でアプリのインストール数目的のみに適用されているターゲティングオプションである「自動ターゲティング」が、7/25よりウェブサイトトラフィック目的のキャンペーンにも適用されることになりました。
自動ターゲティング機能
設定したターゲティングに加え、CVしやすいユーザーに対して自動的に広告を配信してくれる機能です。アプリ広告では実装されていた機能で、アプリインストールしてくれそうなユーザーを機械学習によって、ターゲティング以外の人まで範囲を広げて配信してくれます。今回はそのWEB版がリリースされたことになります。
ただ、以下の項目については、自動ターティングを有効化した場合にも、設定されたターゲティング通りに配信されます。
(今後パフォーマンス向上のため変更する可能性があります)
性別、年齢、場所、言語、デバイス、OSタイプ・バージョン、除外設定項目(キーワード、カスタムオーディエンス、リーチ除外リスト)
機能利用時のポイント
①自動ターゲティングを利用するキャンペーンにおいては、ターゲティングは最低限に留め、幅広いオーディエンスにリーチできる設定にすることをおすすめします。機械学習にある程度配信対象は任せてしまった方が効果が出やすいようです。
②カスタムオーディエンスの「選択したカスタムオーディエンスのフォロワーが似ているオーディエンスを含める」を利用される場合は、自動ターゲティングの設定は避け、 別のキャンペーン、広告グループで配信いただくことを推奨します。
類似ユーザーよりも広く配信されてしまうケースもあり、カスタムオーディエンスの類似はそれ単体で実施される方が良い可能性があります。
設定について
広告グループ階層のターゲティング機能の箇所下部に「自動ターゲティングを有効にする」という項目がでてくるので、そこに✔を付けるだけで設定完了となります。
TwitterのWEB広告の新機能が久しぶりにローンチされました。効果のよしあしはこれからですが、これまで停止していたアカウントも「自動ターゲティング」を試してみてもいいかもしれないですね。
Masahiro Ozeki
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