Meta広告でサイトリンクの機能が実装されました。まだ一部のアカウントのみ実装のようですが、今後徐々に拡大していく模様です。
早速ですが、Meta広告における「サイトリンク」とはどのようなものなのか、設定方法なども実際のキャプチャを用いて説明してまいります。
Meta広告のサイトリンクとは
サイトリンク機能を利用すると、広告に複数のランディングページを追加できます。サイトリンク機能なしで作成された広告には、メインのランディングページが1つしか含まれません。サイトリンクは、メインのヒーロー画像または動画の下に横スクロール可能な表示ラベルとして表示されます。利用者が広告のサイトリンクをクリックすると、アプリ内ブラウザで指定されているランディングページにリダイレクトされ、あなたのビジネスに関する詳細が表示されます。
※Metaビジネスヘルプセンター参照
~Meta広告マネージャでサイトリンクを利用して広告を作成する~
注: サイトリンク付きの広告は、広告配置のFacebookフィードのみに配信されます。
現状はFacebookフィード面のみに掲出されるようですがこちらも将来的にはInstagramへの実装の可能性もありそうですね。
設定するメリット
通常1枚画像に対して一つのリンク先のみの設定が、サイトリンクによって複数のリンクを設置することが可能です。たとえば、季節ものの商品を販売する広告を配信しながら、通年で販売している定番商品のリンクを設置するや、広告やリンク先では語り切れない製品の魅力などを掲載しているページにリンクさせるなど、用途は様々です。
設定するデメリット
トラフィックが分散してしまう可能性があるため、絶対に見てもらいたいコンテンツの場合は、サイトリンクの設置は見送る方が良いかもしれません。
設定方法
広告マネージャー>広告階層で広告の「+作成」をクリック
[広告設定]セクションで、クリエイティブソースとして[手動アップロード]を選択し、フォーマットとして[シングル画像または動画]を選択します。
[広告ソース]のセクションでサイトリンクを設定するのですが方法としては2つあります。
1つ目は自社のウェブサイトのURLを入力する事で自動的にサイトリンク候補を取得する方法。
2つ目は任意で設定する方法です。
1つ目のURLを入力する方法は、文字通りURLを入れる事でサイトの読み込み候補となるリンクを入力すると下記のように候補の数が出てきます。確認して確定をクリックすると候補を確認することができます。
任意で設定する方法は、サイトリンクの箇所の「追加」をクリックします。
すると見出しとURLを記載するボックスがでてくるのでこちらに追加していきます。3つ以上登録しないと表示されないため、必ず異なるリンク先を3つ用意しましょう。
サイトリンクの他に「クーポン」という機能も追加されています。
手動で設定>さらに追加をクリックすると、クーポンの詳細設定を行う事ができます。
パーセンテージでの割引なのか金額での割引なのか、どれくらいの割引率(額)なのか、期限を追加することで、サイトリンク同様に広告下部にオファー内容を設置することが可能です。
まとめ
前回まとめた記事にも記載しましたが、直近ではASCのサイレントアップデートがあったりしましたね。
※【META広告】Advantage+ショッピングキャンペーンがリード獲得目的でも実施可能に
ここ最近Meta社で広告のアップデートが頻発しています。援軍ではこのような新機能やトレンドなどをとらえクライアントへの紹介などは欠かせません。
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Masahiro Ozeki
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