ディスプレイ広告を改善する場合、配信するターゲットリストや、ターゲティングを見直すのももちろん必要ですが、クリエイティブの改善が重要なポイントになります。
Googleのディスプレイネットワークではレスポンシブディスプレイ広告が主流であり、ここの改善がパフォーマンスに大きく影響します。
本日はそんなレスポンシブディスプレイ広告の具体的な見直しポイントについてお話したいと思います。
レスポンシブディスプレイ広告の具体的な改善ポイント
画面上部に表示される「広告の有効性」を改善のバロメーターとして見ます。ここを「優良」にすることを目指して以下の対策を行います。
見出し、説明文をMAXまで入れる
それぞれ5個まで入れられますので、上限まで使って入れましょう。
以下のように追加候補を提示してくれる場合もありますので、こちらも使えそうであれば使いましょう。
画像、ロゴをなるべく多く入れる
品質の高い画像をなるべく多く入れましょう。できれば画像は「15本」目指しましょう。
ロゴは5点以上を推奨していますが、ロゴを5パターンも用意できるところは多くないと思いますので、ここは出来るだけという感じです。
ちなみに、ロゴではなく、商品イメージも入れられますので、紹介する商品イメージを入れるという裏技?もあります。
動画素材を入れる
動画素材があれば、アセットの一つとして追加しましょう。
動画素材がない場合は、以下の広告フォーマットオプションの「自動生成された動画を使用する」をオンにしてください。
その他広告フォーマットオプションを追加する
以下のオプションをすべて追加しましょう。
評価の低いアセットを見直す
上記のポイントを押さえて配信開始したら、登録済みの見出し、説明文、画像、それぞれのパフォーマンスを見ましょう。具体的には該当のレスポンシブディスプレイ広告の横にある「アセットの詳細を表示」からアセットのレポートを確認します。
ここで各アセットの評価が見れるのですが、パフォーマンスが低いものは「低」になっていますので、低評価になっているアセットの差し替えを検討しましょう。
追加できる要素をなるべくMAXまで追加する、配信開始後は評価の低いアセットを差し替える、というのがレスポンシブディスプレイ広告の改善手順となります。
以上、本日はレスポンシブディスプレイ広告の具体的な改善ポイントについてご説明しました。
検索広告と比べると画像の準備が簡単ではないかもしれないですが、上記ポイントを押さえてディスプレイ広告の改善に取り組んでみてください。
ではまた。
Junichi Nakamura
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