3月末にアップデートされたGoogle広告エディタに関する話の続きです。
前回記事はこちら↓
【3月末のアップデートで出来るようになったこと】
1)P-MAX(パフォーマンス最大化)キャンペーンの追加・編集が出来るようになった ※前回記事参照
2)コンバージョンアクションが追加され、キャンペーン単位での目標設定が可能になった
3)キャンペーンの概要が把握できるようになった
4)組み合わせセグメントのオーディエンスを作成・編集できるようになった ※前回記事参照
5)アセットレポートが見れるようになった ※前回記事参照
6)カスタム操作トリガーが追加された
今回は、この中の2、3について記載していきます。
2)コンバージョンアクションが追加され、キャンペーン単位での目標設定が可能になった
キャンペーン編集の右側メニューで目標単位の設定があります。こちらでキャンペーン単位の目標設定が出来るようになりました。
こちらの右側メニューのペンマークをクリックすると、以下のようなポップアップが現れます。
標準の目標のいずれかを選択することも出来ますが、下部赤枠の部分でカスタムの目標を選択することも可能です。
※カスタム目標は管理画面上での事前設定が必要です。
KPIの異なるキャンペーンが複数ある場合は、便利ですね。
3)キャンペーンの概要が把握できるようになった
画面の左下、概要タブ(以下赤枠)からキャンペーンの概要が見れるようになりました。
以下のような概要が見れます。※以下は検索キャンペーンの概要の例です。
上部に主要な指標の推移が見られます。
その下には、上位キーワードのパフォーマンスや自動入札のシグナル、設定内容に関するエラーや警告などが確認できるカードが配置されています。
管理画面上の「概要」タブでも見れる内容もありますが、個人的な印象として管理画面の概要タブは、ページが重たく確認に時間がかかることが時々あります。
そのため、管理画面だと確認に時間がかかる場合にはエディタで確認してみても良いかもしれません。
また、設定内容に関する警告も出してくれるので、表示オプションの追加などの改善余地があるかも一目でわかります。
少しずつ管理画面とエディタとの境目がなくなってきているようにも感じます。
数年前、Facebook広告では管理画面とパワーエディタが統合するというようなこともありましたが、
ここまでエディタで色々と出来るようになると、エディタ上で運用を完結させる人も増えるかもしれませんね。
Kyotaro Yamaoka
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