Google広告・Yahoo広告・Facebook広告などの広告運用者は、日々やるべきタスクがたくさんあります。広告アカウントの調整操作に関するタスクだけでなく、プランニングやレポーティングといったタスクもありますし、関係者全員とのミーティング・プレゼン・合意形成といったタスクもあります。また、場合によっては、広告経由の成果のみならず、それ以外のチャネル経由の成果も含めた包括的な支援業務を求められることもあるでしょう。そういった中で、タスク管理は基本動作でありつつも、当然ながら非常に大事なことの1つと言えます。今回はそんなタスク管理のポイントを3点お伝え致します。(あくまで私が意識しているポイントにすぎませんので、その点はご注意下さい。また、広告運用者だけでなく、社会人全般に使える内容になっております。

ポイント1.タスク管理ツールはシンプルなものを使用する

過去の記事でも書きましたが、私が使用しているタスク管理ツールはGoogleのToDoリストです。過去の記事で詳細は書いているので今回は詳しく書きませんが、GoogleのToDoリストは「無駄な機能が一切ないシンプルなタスク管理ツール」となっております。その為、タスク管理で時間を失うことがありません。仕事を効率化しようとして時間を取られてしまっては馬鹿馬鹿しいですから、タスク管理ツールは極力シンプルなものを使いたいものですね。(GoogleのToDoリストに関する過去記事はこちら

ポイント2.やることは全てタスクとして登録する

やること全てをタスクとしてタスク管理ツールに登録するというのは、本当に大事です。「ちょっとした作業だからタスク登録しなくていいや」と考えがちな人はたくさんいますが、その考えがタスク漏れに繋がると思います。私の場合で言えば、「○○さんに折り返し電話をする」や「契約書で使う4,000円の収入印紙を買う」等のちょっとした作業もタスクとして登録しています。とにかくやることは全部タスクとして登録するから忘れることはないですし、忘れることがないからタスク漏れすることもありません。

ポイント3.重めのタスクは「30分~60分で終わるタスク」に細分化して登録する

ポイント1がタスク管理工数削減の為で、ポイント2がタスク漏れ防止の為であるとすれば、このポイント3は「タスク処理速度向上の為」です。作業開始~作業完了までに数時間~数日かかるような重めのタスクは、そのまま1つのタスクとして登録するのではなく、30分~60分で終わるタスクに細分化してタスク管理ツールに登録すると良いです。

こうすることで「作業を始める際の心理的な面倒臭さの解消=初動が早くなる」や「次々とタスクが完了していく爽快感=やる気の維持及びそれに伴う継続的な作業による作業の安定的進行」といったことに繋がり、結果としてタスク処理に要する総時間を減らすことができます。特に、いつも仕事が溜まってしまうという人は、なおさらタスクを細分化してタスク管理ツールに登録してみましょう。

今回は以上です。広告運用者のみならず、社会人にとってタスク管理は基本中の基本ではありますが、その基本が出来ていない社会人が意外と多いです。そして、タスク漏れの原因の多くは「忘れてた」ということであり、「覚えてたけどやらなかった」ということはあまりありません。ということは、タスクは「忘れないよう、全てを記録しておく」ことで漏れを防ぐことができますよね。やるべきことを漏れなくやった上で成果を出す為に、効率的なタスク管理をきちんと行っていきましょう!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。