皆さんはGoogleオプティマイズというツールは使っていますか。バナーやLPなどのABテストを簡易的に設定することが出来るツールで、無料で使用できるということもあり使い方次第ではクライアントに大きな価値提示が出来るツールとなります。

Googleオプティマイズ

https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/optimize/

 

応急的なキャッチの差し替えやバナーの差し替えが可能

広告代理店であれば、運用は代理店がおこない、サイトの修正・変更など広告主であるクライアントが行うことが多いかと思います。サイトの管理はクライアントのシステム担当がまとめて運用管理していることも多く、簡単な文字修正であっても反映されるまでに時間がかかることがあります。そんな時に活用できるのがGoogleオプティマイズです。バナーの変更やキャッチの変更などは、Googleオプティマイズを使用して変更したいバナー・キャッチを100%配信することで、広告代理店側で修正することが可能になります。

差し替える箇所はシステムの影響を受けない箇所に限定すること

Googleoオプティマイズを使用する箇所に関しては注意が必要です。例えばシステムにより管理されているフォーム関連のページなどにGoogleoオプティマイズを使用すると想定していないエラーが発生することがあります。フォーム関連は成果につながる個所であることが多く、エラーなどが起きると成果の悪化に直結します。Googleoオプティマイズは便利なツールですが、どこで使うべきかは事前に検討する必要があります。

正しく表示されるか、必ず検証しよう

Googleoオプティマイズは無料ツールということもあるためか、詳細まで書かれたマニュアルは存在しません。そのため正しく設定されているかは実際に設定してみて、正しく表示されるかを検証することを繰り返します。大変な作業ではありますが、本来クライアントが行う業務を巻き取っていると考えれば、大きな価値提示となります。ぜひ覚えていきましょう。

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Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。