弊社の代表が、「検索連動型広告:検索結果1位表示している商標キーワードは広告で入札する必要があるのか?」という記事を書いていました。

内容を読んで、ふむふむなるほどなーと勉強しております。今回はそれに付随する内容になるのですが、数値的にどんな結果がでるのか検証してみたので、その結果を少しご紹介できればと思います。

自然検索で上位表示できているのであれば、わざわざ社名キーワードを購入しなくても、ちゃんと流入されて、CVしてくれるから、社名購入しなくてもいいのでは?という仮説の元、以下の検証を行いました。

検証方法

社名の広告を実施時期と停止時期に分けて、サイト全体のコンバージョン及びセッション数に違いがあるかを検証。検証期間は1週間。同時進行で検証ができないので、前後比較となります。

検証結果

結論:社名キーワードを停止すると約30%のセッション及びCVが減少する

これは他社の出稿状況や自然検索の上位表示されているかどうかなどにもよりますが、今回は減少した結果となりました。つまりは、社名はSEOで上位に表示できていても社名キーワードは購入しておくべきという解にいたりました。

まとめ

ブランド(社名)キーワード買う買わない論争はいろんなところで行われてますが、いつ何時ユーザーが自社を検索してくれるかわかりません。自社の社名やブランドで検索してくれるユーザーは、つまりは貴重なユーザーになるため、取りこぼしは絶対に起こしてはいけません。そうならないためにも社名の検索広告は実施しておくべきかと思います。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。