Google広告やYahoo広告等で人気の広告メニューである検索連動型広告。「考えていることをキーワードとして打ち込む」という見込客の検索行動を狙って広告掲載ができる広告メニューで、「見込客の考えていることを狙う=自社のサービスを求めているであろう人だけを狙って広告掲載できる」という特性があり、高い費用対効果を得られやすい広告メニューです。高い費用対効果を得られやすいのであれば無尽蔵に広告掲載したいところなのですが、そうではないという点が悩ましいところ。そのあたりを今日はお話していきます。

結論:ゴールデンウィーク期間中は表示回数が減少することが多い

ゴールデンウィーク期間中だけの話ではありませんが、ゴールデンウィークを含む「大型連休の期間中」では、一般的に多くの業界で検索連動型広告の表示回数が減少する傾向にあります。B to B ビジネスを行っている業界では「企業が休みになるから」という理由で「検索行動が行われる回数が減少=検索連動型広告の表示回数の減少」とイメージしやすいかと思いますが、そうでない業界でも意外と検索連動型広告の表示回数が減少したりします。

理由:外出する等、普段とは違った行動をする人が増えるから

大型連休中は「多くの人が休暇を楽しみ」ます。仕事も悩みも忘れて、今その瞬間の休日を楽しもうと普段とは違った行動をとる人が増えます。新型コロナウィルスの影響で外出を自粛している人も少なくないですが、それでも「遠出はしないが、近場には外出しよう」と外出の計画を立てる人は多いはずです。今年のゴールデンウィーク期間中も「一切、自宅から外には出ない」という人は少ないでしょう。このような理由から、大型連休期間においては、普段と同様の検索行動というのは行われません。外出した際に調べるような検索(飲食店・宿泊施設・地図・観光名所を探す検索等)は増加する傾向にありますが、普段検索するような情報は検索される回数が減ります。

補足:検索連動型広告の表示回数の限界値は低い

ゴールデンウィークや大型連休の期間中に限らず、そもそも検索連動型広告の表示回数の限界値は他の広告メニューと比較して低いです。「検索される回数=表示回数の限界値」になりますので、「待ちの広告(検索されるのを待つ)」であり、当然表示回数の限界値は低くなります。ディスプレイ広告なんかは「攻めの広告(見込客の属性・興味関心等をターゲティングして、見込客が何か特定の行動を取らずとも積極的に広告で接触していける)」ですから、検索連動型広告と比較して圧倒的に表示回数の限界値は高いですよね。「検索連動型広告は、確度に高い見込客にリーチできるが、その為の表示回数の限界値は低い」ということを理解した上で、上手に活用していきたいところです。

今回は以上です。検索連動型広告は費用対効果の高い広告メニューであり、ほとんどの場合のプロモーション活動では検索連動型広告を実施する価値があります。しかしながら、青天井で広告の表示回数を伸ばしていけるというものではありませんので、検索連動型広告だけでプロモーション活動のすべてをプランニングするのは大変危険です。特に、ゴールデンウィーク期間をまたぐようなプロモーション活動を実施する場合は、検索連動型広告の表示回数が大型連休によって減少する可能性も考慮してプロモーション活動全体を構成していく必要がありますのでご注意下さい。検索連動型広告だけの話ではありませんが、各広告メニューの長所・短所を理解して、最適なプロモーション活動を計画・実施していきましょう!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。

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