P-MAXは全自動の広告でCVしやすいユーザーに対して様々な配信手法を用いて、広告を配信していきます。配信されるメニューとしては、サーチやディスプレイ、ダイナミック、動画などがありますが、どのキーワードやどのクリエイティブから獲得に至っているかわかりづらいのがP-MAXでもあります。
そんな時は、「分析情報とレポート」を見てみましょう。
ここでは全体的なパフォーマンスや、オーディエンスの傾向、最適化案などがサマリとして出ていて、現在の状況や効果を一目で確認できます。その中で、「消費者スポットライト」なる項目があります。
ここは、主に、検索語句に関する分析情報が紹介されています。このパートでは、クエリではなく、あくまで検索カテゴリという形で表現されます。
~Googleヘルプ参照~
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類似の検索語句はグループ化されます。たとえば、ユーザーが「白 ウェディングドレス」と「レース ウェディングドレス」を検索した場合、これらの検索語句は「ウェディングドレス」のカテゴリ内の「白」と「レース」のサブカテゴリに分類される可能性があります。
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ここでは、実際に検索されたクエリでなく、あくまでカテゴリとして紹介されているのですが、実は検索クエリまで確認する方法があります。
各クエリカテゴリの左に「▽」とありまして、そこをクリックするとそのカテゴリに属しているクエリが表示されます。
これらのクエリがCVにつながっている可能性がある事を示していますが、より詳細にデータを確認したい場合は、「詳細レポートを表示」をクリックしてください。
さらに、ダウンロードをしてしまいましょう。
すると、下記のカラムで出力することが可能です。
- 検索カテゴリ
- 検索サブカテゴリ
- 検索語句
- 表示回数
- クリック数
- コンバージョン
- コンバージョン値
- クリック率
- コンバージョン率
- 検索ボリューム
つまり、検索クエリ毎の表示回数やCVの数まで確認することができます。
これらを確認することで、例えば、CVにいたったクエリを通常のサーチに入稿してみるなど、次なるアクションの示唆に活かす事が可能です。
Masahiro Ozeki
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