化粧品や健康食品等の単品通販を行っている場合、縦長のLPを使用してプロモーション活動をしていることが多いかと思います。その際、単品通販にも関わらず、Google広告のショッピング広告を実施するのは得策なのでしょうか?Google広告のショッピング広告は「マーチャントセンターにアップロードした商品情報をGoogleのシステムが読み取って自動的に広告配信するという特徴があり、大量の商品をインターネット販売している場合でも簡単に全商品を対象とした広告プロモーションを実施できる」というのがメリットだからです。
結論:縦長LPを使用している単品通販でもショッピング広告は利用すべき
縦長LPを使っている単品通販プロモーションでもショッピング広告は実施すべきか?という問いに対する回答としましては、上記の結論の通りです。1つの商品の広告プロモーションの為にマーチャントセンターの新規開設や商品フィードの作成・アップロードをするのは手間かもしれませんが、その手間以上の費用対効果を得られることが非常に多いです。
通常の検索連動型広告の広告枠とショッピング広告の広告枠を両方押さえられる
なぜ、縦長LPを使っている単品通販プロモーションでもショッピング広告は実施すべきなのかと言いますと、広告枠を複数押さえることができるからです。通常の検索連動型広告とショッピング広告では、それぞれの広告枠は別物として扱われますので、その両方の広告枠に広告表示することが可能になります。検索結果ページの画面占有率が高まりますので、見込客をサイトへ誘導する効率が良くなり、それに伴って注文獲得機会が増加します。
ショッピング広告の検索クエリレポートは宝の山
広告枠を複数押さえられる以外にも、ショッピング広告の実施で得られるメリットはあります。通常の検索連動型広告は「自分で設定したキーワードに反応した検索クエリに対してしか広告表示しません」が、ショッピング広告では「広告表示の対象となる検索クエリは、Googleのシステムが商品フィードを読み取って自動的に決定」します。その為、今まで考えもしなかった検索クエリに対する広告表示で成果があがることがあります。そういった検索クエリを見つけたら、通常の検索連動型広告にキーワードとして設定することで、更なる成果改善を見込むことができるでしょう。
今回は以上です。通販をやっているのであれば、それが単品通販であってもそうでなくても、通常の検索連動型広告に加えてショッピング広告も実施した方がより良いです。もちろん、広告予算の関係もあるかもしれませんが、他の成果が微妙な広告への予算配分を減少させてショッピング広告予算を確保するくらいに考えておいて問題ありません。
Akira Kodaka
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