皆さんは、Twitterモーメントカレンダーをご存知でしょうか。
年間のTwitter上で話題になりやすい出来事をまとめているTwitter社が発行しているカレンダーです。
これを見ればいつ何がTwitter上で話題になるかをある程度予想できることになります。
入手方法について Twitterビジネスのサイトに掲載されており、Quarter毎に発行されています。
https://business.twitter.com/ja/resources/twitter-marketing-calendar.html
モーメントカレンダー、その内容は?
▼2020年11月 モーメントカレンダー
モーメントは記念日・祝日 / 季節 / スポーツ /エンターテインメントの4つのイベントに種別されており、
各月3つ、最も盛り上がりを見せるであろうモーメントがピックアップされています。
▼記念日・祝日
・〇〇の日 / 〇〇記念日
例、ポッキー&プリッツの日(11/111)、いい夫婦の日(11/22)など
▼季節
・〇〇シーズン
例、衣替えシーズン(10月上旬)
▼スポーツ
・〇〇選手権
例、日本シリーズ、全日本フィギュア選手権
▼エンターテインメント
・TVの特番など
例、M1グランプリ
どんな時に活用できる?
活用方法は以下のように様々なシチュエーションが考えられます。
・新しいターゲッティング創出
例えば若年層にリーチしたい時、若者が反応しそうなモーメントをいくつかピックアップして、それにまつわる関連ハンドルやキーワード、対応した会話ターゲティングがあるかを探します。10月のモーメントとして「運動会」がありますが、「運動会」=「若者が行う催事」ということが言えるため、それにまつわるキーワードや会話ターゲティングを追加するといった流れになります。
・ボリュームが出なくて困っている時
Twitterで盛り上がるモーメントがあらかじめ把握できるので、ツイートされるであろうキーワードをモーメントから引っ張るだけでボリュームはある程度担保できます。
例えば11月11日、この日はポッキー&プリッツの日としてTwitter上で毎年盛り上がりを見せます。ツイート内で使用される 「#ポッキー&プリッツの日」をターゲティングすることでボリュームが担保できると想定されます。
・オウンドやリアルなどのキャンペーンを企画する
盛り上がりそうなモーメントと連動させたプレゼントキャンペーンや、話題になりそうなモーメントに合わせて商品ローンチ日を設定するなど、Twitter広告以外でも十分活用できる内容になっています。
まとめ
Twitterモーメントカレンダーには、Twitterのターゲティングを考える上で重要なヒントが隠されています。ユーザーのニーズを捉えて適切なタイミングで適切なユーザーに広告を配信することで成果改善に繋げられるかもしれません。
Masahiro Ozeki
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