MIcrosoft広告で新しい機能がリリースされます。
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UETインサイトとは?
UETインサイトとはWebサイト上のユーザーの行動をMicrosoft広告の管理画面上で確認できるダッシュボードです。サイト訪問者とそのアクションについてより深く掘り下げて分析することが可能です。
![UETダッシュボード](https://engun.co.jp/newsite19/wp-content/uploads/3e4e49d099a0cff80196edb4c2044965.png)
画像の引用元:https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/may-2023/introducing-new-website-insights-for-universal-event-tracking-tag
見ることができる指標
ダッシュボードで見ることができる指標は以下です。
指標 | 説明 |
セッション数 | 選択した期間中のサイトへのアクセス数。 |
人気のページ | 最も閲覧数の多い Web ページを把握できます。 |
デバイスの内訳 | アクセスに使用されたデバイスの種類に基づいた Web サイトのトラフィックの内訳。 |
国の内訳 | アクセス元の国に基づいた Web サイトのトラフィックの内訳。 |
クイック バック | 選択した期間内に、訪問者があるページに移動し、すぐに前のページに戻ったセッションの数。 |
平均アクティブ時間 | 訪問者の注意がサイトに集中していた平均時間。 |
上記データを日付、 デバイス、 国、 ページ、 URL で並べ替えることもできます。
利用するために何をすれば良いか?
サイトにUETタグが実装されていれば特に手続きは不要です。
7月17日より有効になるとのことですが、ヘルプによると、「タグに対して UET Insights が有効になるまでに数週間かかる場合があります。」とありますので、もしかするとアカウントによって利用開始できる日にちはズレる可能性があります。
どんな効果が期待できる?
UETインサイトは、広告クリックによるトラフィックだけでなく、Webサイトのすべてのトラフィックを集計します。
ページの遅延 (速度、読み込み時間)、クリックとスクロールのインタラクションなどのデータを収集するということでサイトの最適化にも活用できそうではありますが、やはり広告のターゲティングへの活用がメインとなるのかなと個人的には思います。
今後のアップデートにも注目
UETインサイトは特に新たな設定をすることなく、見ることできるデータが増えるため、運用者にはありがたいアップデートかと思います。7月17日に管理画面に反映しているか見てみましょう。
今後も、いろいろとアップデートがありそうですので引き続き注目しています。
Microsoft広告については以下の記事もご覧ください。
【Microsoft広告】広告カスタマイザの設定方法をご紹介。フィードのアップロードはどこから?
Microsoft広告「親または保護者の同意が必要」とエラー表示されログインできない場合の対処法
【Microsoft広告】マルチメディア広告って何?効果はどうなの?
ではまた。
Junichi Nakamura
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