Meta広告の配信を数週間続けると、多くの場合CTRが下がりCPCが上がってくる現象が起こります。これらの原因として考えられるが、同じユーザーに何度も広告が表示されており「広告疲れ」が起きている可能性があります。

CPCを引き下げる対策方法

1.フリークエンシーを確認する

CPCが引きあがってきた場合、まずフリークエンシーを確認してみましょう!フリークエンシーの値が高くなればなるほど同じユーザーに広告が表示されているということになります。そうなると広告が疲弊してしまいCTRが下がりCPCが上がるという悪循環になってしまいます。広告配信から週ごとにフリークエンシーの値を見ていき、数理が上がっているようであれば対策が必要です。

2.配信面&ターゲティングを見直す

配信面を絞っていると、ターゲット層が限られてしまい同じユーザーに複数回広告が表示される可能性が高くなります。一方でターゲット層が広ければ広告表示につながるユーザー数の母数も多くなるためフリークエンシーが低く抑えられます。

3.クリエイティブの追加を行う

クリエイティブの追加or差し替えを行うことで再度学習が掛かるのでCTRが上がりCPCが下がることがあります。また、目標のCPAより上回っており配信結果があまりよくない場合はターゲティングの見直しを行いましょう。1広告セットの推奨の上限クリエイティブ本数は多くて5本くらいなので、そちらを目途に追加を行っていきましょう。

CV数やC。Aの成果は良いけれども、CPC・フリークエンシーが悪化してきた場合も、まずはクリエイティブの追加や差し替えを行って様子をみましょう。それでも改善されない場合は、配信中の広告セットを複製して同じ条件で広告配信を行います。新たに配信することで再度学習期間が始まるため、CTR・CPC・フリークエンシーの改善につながり可能性があります。

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。