Meta広告のキャンペーンには、「チャートを見る」という機能があります。
確認したいキャンペーン、広告セット、広告にポインターを重ねると、選択した行の下に[チャートを見る]リンクが表示されます。広告のパフォーマンスが視覚的に表示されます。
展開されたビューでは、選択したキャンペーン、広告セット、広告のパフォーマンス、利用者層データ、プラットフォーム、配信を確認できます。
パフォーマンスチャートには、キャンペーンの目的に応じた指標が出てきます。商品の購入を目的としているので、購入、購入単価、消化金額が確認できます。折れ線グラフをスクロールすると、その日の結果を見ることができます。チャートに表示する結果の変更も可能で、右上の[指標をカスタマイズ]をクリックして表示する指標を選択します。選択できる指標は以下の通り。
配信の推奨事項は、これまでの配信結果からよりパフォーマンスを改善するための設定の示唆が出てきます。運用の参考になるので、現状パフォーマンスが上がらないなどの悩みがある場合はこちらを導入してみるのはどうでしょうか。
利用者層チャートには、年齢層や性別ごとの広告パフォーマンスが表示されます。チャートの各セクションをスクロールすると、各年齢層の結果を確認できます。
プラットフォームチャートには、FacebookやInstagramなどの配置ごとの広告パフォーマンスが表示されます。広告で設定された配置の中で配信が最も多い配置を確認できます。また、ドロップダウンメニューをクリックして、モバイルやデスクトップなどデバイス別の配信状況を見ることもできます。
これらのデータは、広告マネージャーの分割画面などを使用して数値を確認することも可能ですが、チャート機能ではグラフを用いているため、視覚的にわかりやすく、その後の運用に即座に反映できますよね。例えば上部で紹介した年齢と性別の分布では、コンバージョンボリュームは25歳から34歳の女性という事がわかったので、それらに向けた訴求を試してみるなどのアクションを取るという示唆を得られます。
一見、数値の状況などが見づらい広告マネージャーでもチャート機能を用いると少しは、わかりやすくなるのではないでしょうか。
Masahiro Ozeki
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