Meta広告では配置面を自分で選んで決める「手動配置」方法と機械学習に任せて配信「Advantage+配置」の2種類があります。

どちらの配信方法がよいか悩んだときは「Advantage+配置」を選択するようにしましょう。Advantage+配置とは、Facebook・Instagram・Audience Network・Messengerなどの様々な配信面のなかから、配信面と配信量を自動で選定してくれる設定です。配信直後から面を絞って配信してしまうと本来獲得できていたにも関わらずパフォーマンスが上がらなかった。という現象が起こる可能性もあるため、できる限り配信面は絞らずに広げて配信を行うのがベストです。

ただ、広告主の要望によっては「Instagramのみ配信をしたい」ということもあると思います。その場合は広告セット内の「アセットカスタマイズ」から配置を「Instagram」のみチェックをするようにすればOKです。

BtoBや年齢層高めを狙うならfacebookへの配信がおすすめ

日本国内においてはBtoBの商材はほとんどの広告主がFacebookを導入しているというデータがあります。
理由としては、他匿名で利用可能なテキストベースのメディアやInstagramと比較して実名登録義務があるFacebookはビジネスにおいて意識決定力を持ったユーザー同士の交流で使用されることが多いためです。
また出身学校が同じユーザーについては実名で友達候補として表示される機能があるなど、年齢層が高いと同窓会などに活用するユーザーがある一方で匿名メディアを好む若年層では好かれないこともあり、結果として年齢層が高いユーザーに寄っていることが考えられます。

このように、BtoB商材や年齢層が高めのユーザーをターゲティングする場合はfacebookのみ配信を行ってもよいかもしれないですね!

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。