P-MAXにベータ版の新機能「検索テーマ」が表示されているアカウントを見かけるようになりました。
今回の記事では「検索テーマ」とは具体的にどんなことが設定できて、どのような効果が期待できるかをまとめます。
「検索テーマ」の概要について
P-MAXキャンペーンのシグナルとして新たに「検索テーマ」が設定できるようになりました。
内容としては商材に関連する単語・フレーズを最大で25個セットできるというものです。
「検索テーマ」を設定することでユーザーが検索した内容や、コンバージョンの獲得につながったトピックに関する有益な情報をGoogleのAIに提供し、学習を促進することが可能になります。
現在はベータ版でのリリースとなっていますが、2024年の早い段階で、現状設定している「カスタムセグメント」から自動アップデートが行われると公式ヘルプには記載がありました。
そのため「検索テーマ」を設定できる場合は、早めにこちらに移行していくのが良いのではないかと思います。
「検索テーマ」のよくある質問
FAQが公式ヘルプに記載されていたので、重要そうな内容を引用してご紹介します。
「検索テーマ」を設定することでトラフィックは制限されるか?
いいえ。検索テーマを使用すると、最終ページ URL の拡張機能によって、AI に基づくキーワードレス テクノロジーでは捕捉しきれなかった新たなトラフィックや追加のトラフィックを特定できるようになり、パフォーマンスを高められる可能性があります。
P-MAXキャンペーンでは検索テーマを必ず設定する必要があるか?
いいえ。検索テーマは、パフォーマンス向上のために使用できるオプションです。
検索テーマは使用後に削除することはできるか?
はい。P-MAX のアセット グループに含めたくない検索テーマは、いつでも削除できます。
検索テーマとして競合他社のブランド名や商品名を入力できるか?
はい。競合他社のブランドやキーワードも検索テーマとして使用できます。
P-MAXは「検索テーマ」を活用しましょう
よくある質問にあったように「検索テーマは」必須項目ではなく、あくまでオプションの項目ですが、ユーザーが検索した内容や、コンバージョンの獲得につながったトピックに関する有益な情報を GoogleのAIに提供し、学習を促進することが可能になることから、基本的には設定したほうが良いと考えられます。
また公式ヘルプにも記載があるように、検索広告枠においては「検索テーマ」に設定したワードが、検索キャンペーンのフレーズ一致や部分一致のキーワードと同じ優先順位となり、広告ランクの高いものが優先されるとのことです。
P-MAXにも検索キャンペーンのようにキーワードの設定ができるようになったと考えても良さそうですね。
競合他社のサービス名や商品名を設定することも可能とのことなので、競合に遅れを取らないように「検索テーマ」をしっかりと活用していきましょう。
Keisuke Asou
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