見込客を集客して顧客化していくにあたり、LP(ランディングページ)の出来は成果に大きな影響を与えます。見込客の受け皿となるのがLPであり、オフラインの世界で言うところの「店舗」にあたるのがLPですから、「ボロボロの店舗」だったり「接客の質が悪い店舗」だったりすれば大きな売上を得られないのは当然です。一方、その逆の店舗であれば、大きな売上を期待できますよね。
今回は、そんなLPに対する改善に関するお話です。LP内には少なからず「申込みボタン」等のコンバージョンポイントが設置されているかと思いますが、申込みボタンはLP内で1箇所にだけ設置しておけばいいのか、それとも複数個所に設置すべきなのか?この疑問に対して回答を解説していきます。
結論:大抵の場合は申込みボタンを複数個所に設置するのが良い
申込みボタンは、LP内の複数個所に設置しておくのが基本です。LPの上部・中部・下部といった具合で最低でも3箇所には申込みボタンを設置しておくべきですし、コンテンツ量が多いLPであれば更に2個・3個と申込みボタンを追加設置してもいいでしょう。
理由:見込客の熱が冷めない内に申込みへ誘導すべきだから
LPには多くのコンテンツが掲載されています。商品・サービスのキャッチコピー、メリット、機能、利用者の声、価格などなど、多くの情報が1つのLPにまとめられていますよね。それらの1つ1つのコンテンツに対して、どこで購買意欲が高まるかは見込客ごとに異なります。その為、見込客の購買意欲が高まったらすぐに申込みへ誘導するよう、申込みボタンは複数個所に設置するのが良いということになります。
補足:LPの下部等で追従する申込みボタンがあれば良いのではないか?
ページ下部等に「追従する申込みボタン」を設置しているLPもあります。この場合は、LP内にわざわざ複数の申込みボタンを設置する必要はないという考えもありますが、お勧めは「それでも複数の申込ボタンをLP内に設置しておくこと」です。見込客はLPの中心部に視線をもっていきコンテンツを読んでいますので、意外と周辺に設置された情報には気づいていないものです。鉄は熱いうちに打てという諺がありますが、見込客の購買意欲が高まった瞬間にしっかりと見込客の視界に申込みボタンを表示させるようにしましょう。
今回は以上です。申込みボタンの設置数なんてどうでもいいと思っている人もいますが、それは申込みボタンの設置数ごとの成果をデータ計測・分析したことがない証拠です。施策としては地味かもしれませんが、意味ある個所に申込みボタンの設置数を増やしてコンバージョン増加を目指していきましょう!
Akira Kodaka
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