サイトのCVRが上がったらそれはそれはうれしい事ですよね。獲得できる単価が下がるという事はそれだけ、少ない予算で大きな数を稼ぐことができます。CVRさえ上がってくれれば、、そう願うWEB担当者は多いはず。ただ、願ってもなかなか上がってくれるものではないのがCVRです。

CVRを上げるためには、ヒートマップなどを用いてコンテンツの入れ替えや内容の変更、フォームの改善などサイトの改修を繰り返しながら、徐々に良くしていくケースが多いですよね。それは既存のランディングページ(以下、LP)を良くしていくために必要な事です。ただ、なかなか成果が上がらなかったり、サイト改修自体に費用が掛かったりと時間と労力、コストもかさみます。

そんな時は思い切って見せ方を変えてみる方法があります。記事LPです。

記事LPとは

記事LPとは、一般的なLPよりも広告色を抑えた記事型LPのことをいいます。 記事コンテンツからLPに進む間に記事LPを挟むことで、徐々に商品やサービスへの興味・関心を高め、自然にCVにつながる事が期待できるランディングページです。

記事LPの基本的な構成としては、以下の順番で内容を組んでいきます。

①悩み
②原因
③解決策
④商品

悩みを自覚させることから始まり、具体的な原因とそれに対する解決策、最終的に商品紹介という流れです。いきなり商品を紹介しても、なかなかCVにつながりません。

期待できる効果

先にも記載しましたが、自然な形で商品訴求を行う事ができます。ユーザーの潜在意識にあるニーズを引き出すことができるので、これまで反応してくれなかったユーザーからのCVが見込めます。私がこれまで携わってきた件では、記事LPと通常LPとの比較では概ねCVRが3~4倍程になり、結果的なCPAは通常LPの半分程に収まっています。

もしこれまで運用してきたランディングページで、反応が鈍化してきた、もう改善しようがないといった状況でしたら、一度記事LPを試してみてはいかがでしょうか。最近では自らhtmlを編集することなく、UI上で簡易的にLPを生成できるソフトウェアなども出てきているので、これまでになく調整しやすい環境が整ってきていると感じています。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。