GoogleやFacebookなどのWEB広告は自動最適化機能を活用して、コンバージョンをより効率的に獲得できるようになりました。ただ、より効率化を図るには自動化だけでは不十分です。ユーザーが求めている情報と広告がマッチすることでより広告効果は高まります。それは広告のバナーやランディングページに言える事です。

今回はランディングページを改善する方法について代表的な方法を紹介していきます。

ランディングページとは

検索や広告を介して最初に訪れるページの事を指します。広告でのランディングページは広告用にユーザーへ伝えたいことをわかりやすく伝える工夫をしたり、アクションを促すボタンを設置したりとCVにつながりやすいページを使用するケースがほとんどです。

ランディングページを改善する方法はいくつか存在します。

ABテストを活用

例えば、ユーザーが最初に目にする1st Viewはどのようなデザインや情報が刺さるのかという事を検証します。代表的なものはGoogle オプティマイズ(無料)です。

ページの一部または複数個所を可変として、トラフィックの割合を指定してテストが可能です。そこではCVRの有意差を見る事ができるため、どちらが優れたデザインや訴求かなどを判断することができます。

Google A/B Testing tool (Google Optimize) - How to use and could is it optimize CR? - Amr Atef

 

ヒートマップを活用

ヒートマップツールを活用すれば、サイトに訪れたユーザーがページのどの部分をよく見ているか、や、クリックされているかなどを可視化することが可能です。

例:

ミエルカ ヒートマップ

※参照※:ミエルカヒートマップ

筆者はこちらのツールを用いて、よく読まれているコンテンツをページ上部に移動したところ、ページ滞在時間が30%改善しました。併せて、CTAボタンを設置。CVRも170%改善いたしました。

上記で紹介した2つの方法で、比較的簡単にランディングページの改善は可能です。

 

まとめ

広告が自動化しても最終的なコンバージョンに至る動機付けはランディングページが大きな役割を果たします。広告最適化が以下に進んでも最後のランディングページがユーザーが望んでいるものでない場合、離脱につながり機会損失が多く発生することでしょう。これからでも全然遅くはありません。ランディングページは割と簡単に改善できるので、ぜひ試してみてください。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。