LINE広告のアップデート情報です。

動画広告は今までトークリスト面には掲載できなかったのですが、ついに2024年2月からトークリスト面にも配信されるようになりました。

今回はアップデートの内容と注意点などをまとめたいと思います。

参考;LINE広告アップデート情報 2024年1月

動画(小)ベータ版の詳細について

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【画像引用】LINE広告アップデート情報 2024年1月

2月上旬から動画(小)Beta版の入稿ができるようになっています。

素材の入稿規定は動画広告の素材と同じで、現状は16:9(横長)1:1(正方形)の比率に対応しているようです。

LINE広告の動画素材の入稿規定は下記のとおりです。

  • ファイル形式:MP4、MOV
  • ファイルサイズ:最大1GB/動画
  • アスペクト比
    1:1(横:600px~1,280px、縦:600px~1,280px)
    16:9(横:240px~1,920px、縦:135px~1,080px)
    9:16(横:135px~1,080px、縦:240px~1,920px)※動画(小)未対応
  • 長さ:600秒以内

また入稿に必要な項目は下記の通りとなっています。

  • 動画素材
  • タイトル(最大25文字)
  • 長いタイトル(最大35文字)
  • ボタン
  • 遷移先
  • リンク先URL(任意)
  • ラベル(任意)

プレビューで見る限りは、動画広告は自動再生されるようになっています。

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【画像引用】LINE広告アップデート情報 2024年1月

動画エリアタップ後は、ビデオプレーヤーが立ち上がるような挙動となっているため、動画内の文字が小さすぎて読めないというようなことは少なそうです。

またリンク先URLは無しでも配信は可能です。

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若干ややこしいのは、動画広告として入稿してオプションで「小さい広告枠への動画配信を有効にする」を選ぶパターンと、動画(小)としてトークリスト面のみに配信する動画広告を入稿するパターンの2種類があることです。

1つの動画広告にまとめる場合、パフォーマンスレポートで動画(小)の配信実績を確認することはできます。

トークリスト面のみの動画広告の場合、配信結果が管理画面上で分かりやすくなるので、広告の本数が予算に対してあまりにも多くなってしまう場合を除いては、分けて配信して良いのではないかというのが個人的な感想です。

動画(小)ベータ版の注意点

現状縦型の動画(9:16)には対応していません。

対象のフォーマットは「動画Card(16:9)」と「動画Square(1:1)」に加え、後日新たに新規広告フォーマットがリリース予定とのことです。

また「友だち追加広告」には配信できないという点は念頭に入れておいた方が良さそうです。

トークリストへの動画配信を活用してアプローチ

トークリスト面はLINE広告の中で最も配信割合が高い配信面となっています。

以前まとめた記事にも記載していますが、だいたい6~7割のインプレッション・クリックはトークリスト面となっています。

【LINE広告】新たに「アルバム」への広告配信を開始

そのためこれまでよりも動画広告をより多くのユーザーに配信し、アプローチできる可能性が高まったと言えるはずです。

動画広告を他の媒体で既に配信中の場合は手軽に配信を開始・検証できるかと思いますので、未実施の方は1度試してみてはいかがでしょうか?

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Keisuke Asou

前職は福島県の広告代理店に8年間勤務。デザイナーとしてキャリアをスタート後、新規事業となる求人事業や、デジタル広告運用事業を立ち上げ、統括。中小企業や地方自治体のクリエイティブ・マーケティング支援を得意とする。マーケターとして更なる経験を積むため、2022年8月から援軍に入社。日々修行中。