運用型広告(Google広告やYahoo広告等)の広告運用を行っている場合、どのLPを広告配信に使うと成果が良いか検証するようなことが少なくないと思います。そのような場合に「縦長になったコンテンツ量の多いLPが一般的には成果が良いと言われているが、コンテンツ量の少ないLPでは成果が出ないものなのか?」という疑問を持つかもしれません。今回はその疑問に対する回答になるような内容を手短に述べていきます。
コンテンツ
コンテンツ量によって成果の良し悪しが決まるわけではない
LPを作る上での基本中の基本になりますが、コンテンツ量で成果の良し悪しが決まるわけではないということを覚えておいてください。仮にコンテンツ量が多ければ多いほど成果が良くなるのであれば、何でもかんでもコンテンツとして掲載すれば良いということになってしまうかと思います。しかしながら、そんなLPを作ったところで良い成果が出ないことは容易に想像がつきますよね。
成果に繋がるコンテンツをしっかり掲載すると結果的にコンテンツ量は増えてしまう
コンテンツ量を闇雲に多くしても意味がないというようなことを先に述べましたが、その一方で、見込客に興味・関心を持ってもらいコンバージョンへ誘導していくにはコンテンツ量がどうしても増えてしまうということもあります。他人にアクションをとってもらう為には説得しないといけないと思いますが、当然ながら大抵は一言で説得などできず、色々な話をして説得するのが普通だと思います。見込客をコンバージョンまで誘導するには、コンバージョン地点によっては色々なコンテンツをどうしても掲載するしかないということもあるのです。
見込客が求めている強烈な訴求が含まれるならコンテンツ量は少なくてもOK
結局のところ、見込客をコンバージョンに誘導するような強烈な訴求が含まれるコンテンツを作れるのであれば、無駄にコンテンツを増やす必要はありません。そのような場合は、シンプルなコンテンツ量の少ないLPを使って広告運用すれば良いでしょう。しかしながら、モノが豊富な現代社会において、見込客を一瞬で魅了するような強烈な訴求を含んだコンテンツを作るのは至難の業でもあります。そのようなコンテンツを作るのは簡単なことではないということは理解した上で、より良いコンテンツ作りに励んでいってください。
今回は以上です。広告配信から得られる成果を少しでも増やす為に、様々なLPを用意して成果に関する検証をするのは良いことだと思います。しかしながら、安易に「コンテンツ量が多いから良いLP」や「コンテンツ量が少ないから悪いLP」と決めつけるのではなく、「見込客が求めていることをしっかり提示する」という基本を決して忘れないようにしましょう!
Akira Kodaka
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