Facebook広告でInstagramリールおよびショップへの配信面が追加となりました。TikTokやYoutubeなどでも縦型での動画配信が増えている中で、リールに接するユーザー数も増加傾向にあり、広告配信されるのも当然の流れではありますね。

今回はリール面/ショップ面の配信面追加におけるポイントについて触れていきます。

リールとは

15秒の短尺動画を作成したり、発見できる機能です。作成したリールは、写真と同じようにストーリーズやフィードに投稿できます。発見タブのリール専用スペースを通じて、自身をフォローしていない多くのユーザーに見てもらうことができます。

 

リール面の広告の特徴

  • 縦型フルスクリーンの動画広告
  • 通常のリールのようにループ再生される
  • ユーザーは広告にコメント、いいね、保存、シェアができる
  • ユーザーはワンタップでスキップができる

中でも縦型スクリーンでの広告配信という点がメリットといえると思います。画面一面に広告を動画でだせるため、視認性が高く訴求力が絶大です。

ショップとは

Instagramにあるブランドの写真や動画から簡単に買い物ができる機能の総称となります。日本では、注文するとWebサイトに遷移し、商品を購入することができます。

リール/ショップ面へ配信するためには

自動配置に設定する必要があります。自動配置とは、Facebook・Instagram・Audience Network・Messengeの配信面の中で、効果の高いと判断した配信面に自動的に広告を掲出する最適化機能です。現状、リール・ショップ面のみ選択して配信する機能はなく、自動配置に設定したときのみに配信される仕様になっております。

注意したい点

リールは、自動配置を使った新しいキャンペーンでのみ配信対象にしている状況です。ですので、過去使用しているキャンペーンで自動配置を設定していても配信されません。配信するためには新しくキャンペーンを立ち上げる必要があります。また、まだまだ配信量としては少ないのですが、今後徐々に拡大していく予定です。Facebookの広告システムの目的は広告主に最大の価値をもたらすことですが、それは利用者に有益で関連性の高い広告を配信す ることでもあります。Instagramショップはショッピング環境であるため、ショッピングに関係のない広告は、Instagramショップに表示される可能 性が低くなります。

過去作ったキャンペーンで現在も運用されている方は、リール・ショップ面に配信されないため、今から新しいキャンペーンを立ち上げておいた方が良いかもしれません!

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。