LP等で良く見かけるのですが、画像だけで構成されたサイト(もしくはページ)というものがあります。サイト制作者からすれば、複雑なCSSを駆使して見栄えの良いデザインを作らずに画像でサイトを作ってしまえば楽です。その為、サイト制作者目線で言えば、画像だけで構成されたサイトでも悪くないでしょうと考えるかもしれません。が、サイト運営者目線で言えば、サイト制作の手間等ではなく、事業課題解決に貢献するサイトなのかどうかが重要になってきます。例えば、「画像だけで構成されたサイトはSEO的にどうなのか?」ということが重要だったりします。

画像だけで構成されたサイトはSEO的に問題ないか?

結論、問題あります。検索エンジンの画像認識性能はあがってきていると言われていますが、まだまだ画像からコンテンツを理解するには至っていません。あくまで、検索エンジンはテキスト情報を読み込んで、そのサイトが何のサイトなのか理解しています。その為、画像中心のサイトは何のサイトなのか理解されない為、SEO的に良いわけがないということになります。

imageタグにalt属性を付与したらどうか?

imageタグにalt属性を付与すれば、alt属性の部分はテキスト情報となります。しかしながら、それらで提示できるテキスト情報は極めて少ないですよね。SEO的に良いサイトというのは「情報の網羅性」と「情報の独自性」を兼ね備えたサイトになりますから、少ないテキスト情報をalt属性で記述したところで、SEO的に良いサイトとは全く言えません。

以上。手短に解説しましたが、画像だけで構成されたサイト(ページ)での検索エンジン上位表示は難しいです。サイト制作を誰かに依頼する際は、デザインの要望だけでなく、テキスト&CSSでデザインを表現することも要望として伝えるようにしましょう!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。