URLに関する検証方法・ツール紹介
SEOを意識する上で「今サイトがどのような状態にあるか」は非常に大切ですが、多くの場合意図した修正やアップデートを行うことでモチベーションが落ちてしまい、その後のエラーチェックが「済ませる作業」になりがちです。
今回はSEOを意識する上で最重要項目といえる構造のチェックツールのご紹介をしたいと思います。
なぜ重要か
Googleはユーザーに有益な情報を掲載しているコンテンツを好みますが、管理状態も非常に重要です。
例えばサイト内リンクをクリックした先にページが存在しないリンク切れや画像が表示されていない状態が長期的に続けばGoogleシグナルに引っかかり良い評価を得ることは難しいでしょう。
常にひとつのエラーも出さずに管理していくのは難しいかもしれません。ただ、安心してください。
これはインパクトの問題で一つ二つの数ではなく、サイト全体のボリュームに応じた比率で判断されます。
過去の経験からですと全体の10~20%前後に不備があった場合、少しゆらぎはじめ30%以上になったときには大きく順位下落を落とした経験があります。
当時と今のアルゴリズムは違いますので一概には言えないですが、管理が行き届いていないことは確実にSEOに影響があるため、
以下ツールを利用ししっかりと管理していきましょう。
URLに関する検証方法・確認ツール
- URL構造
- Website Explorer(https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/websiteexp/)
- SEO PowerSuite-WebSiteAuditor(https://www.seopowersuite.jp/website-auditor/)
- Integrity Plus(https://peacockmedia.software/mac/integrity-plus/)
- HTML構造
- W3C Markup Validation Service(https://validator.w3.org/)
- Google構造化データテストツール(https://search.google.com/structured-data/testing-tool/u/0/)
- Googleモバイルフレンドリーテスト(https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja)
- リダイレクト検証
- GoogleChromeデベロッパーツール(ネットワークパネル>Preserve log>有効)
- robots.txt
- Google robots.txt テスター(https://www.google.com/webmasters/tools/robots-testing-tool?utm_source=support.google.com/webmasters/&utm_medium=referral&utm_campaign=%206062598)
- トップドメインの後ろに「/robots.txt」と入力(例:http://engun.co.jp/robots.txt)
- └もしくはソースmetaタグ内から探す(例:<meta name=”robots”・・・)
- URL正規化
- canonicalをソース上に記載(例:<link rel=”canonical” href=”ページURL”>)
- サーバー上のhtaccessに記載(https://rakko.tools/tools/28/)
まとめ
これらは私自身もとても日常的に扱っているものでURLの構造に関しては、相談をいただいた際に必ず行います。
まず、その対象サイトの中身がどのようなディレクトリ構成になっており、どういうコンテンツでどういうサイト内のリンクビルディングを行っているか。
その中でサイト内の各ディレクトリ単位、ページ単位での重み付けを行い、その比重コントロールを行います。
せっかく良い記事・コンテンツを持っていてもそれら「情報の持ち方」によって本来享受できるはずの評価を得られない可能性もあります。
この「情報の持ち方」はSEO上非常に重要なポイントとなりますので、ご不明点・ご不安な点があればお気軽に援軍までご相談ください。
Akira Kodaka
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