SEO対策を意識して記事ページを作成していると、「記事タイトルの文字数は何文字が適切なんだ?」と疑問に思うこともあるでしょう。実際、記事タイトルを変えると検索順位は変わることが多く、記事タイトルのSEO対策への影響度合いの大きさが伺えます。それでは、記事タイトルの適切な文字数に関する内容を述べていきます。

結論:記事タイトルの文字数は32文字以内にする

まず結論から。記事タイトルは24文字~32文字程度で書くようにしましょう。ユーザーの検索エンジン利用環境(デバイス自体やブラウザの文字サイズ設定等をはじめ、様々な環境がある)によって画面に表示される記事タイトルの文字数は異なりますが、24文字~32文字程度に文字数を収めておけば、大体の場合でしっかりと記事タイトルすべてが表示されます。

補足1:キーワードをタイトルの冒頭の方に含める

記事タイトルを書く際は、検索エンジン上位表示を狙っているキーワードを記事タイトルの冒頭(前方)の方に含ませましょう。これには2つの理由があり、1つは「検索エンジンはタイトルの冒頭の方に含まれるキーワードを強く認識する(評価する)から」ということで、もう1つは「人は左から右へ向かって文字を読む為、タイトルの冒頭にある文字の方がユーザーに認識されやすいから」ということであります。

補足2:ユーザーの注目を集める表現にする

記事タイトルを書く際には、出来ればキャッチ―な表現にすることを心掛けましょう。例えば、キーワード「美白化粧品 ランキング」を狙う場合に、タイトルA「美白化粧品の人気ランキング」とタイトルB「美白化粧品ランキングTOP10【2021年最新】」ではタイトルBの方がクリックしたくなると思います。「TOP10」や「2021年最新」等の注目を集めるような表現を使うことでユーザーの興味関心を醸成しています。SEO対策を実施するのは「検索エンジン経由のトラフィックを集める為」ですから、クリックされそうな記事タイトルを作ることは非常に重要です。

今回は以上です。記事タイトルは本のタイトルと同じようなものです。タイトル次第で本は売れ行きが変わるように、タイトル次第で記事ページの上位表示具合やトラフィック獲得数(クリック数)は大きく変わってきます。イマイチ検索エンジン上位表示していない記事やクリック率が低い記事があるのであれば、テスト的に記事タイトルの変更してみましょう!記事タイトルの変更は検索順位やクリック率に大きな影響を与えるということを実感できると思います。

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。