Google広告やYahoo広告等の検索連動型広告を実施している場合、成果の悪いキャンペーンばかりに目がいってしまうこともあるかと思います。しかし、成果の悪いキャンペーンをどうにかするよりも、まずは成果の良いキャンペーンを伸ばす方が全体成果の改善は楽だったりします。人も短所や苦手なことを克服するより、長所や得意なことを伸ばす方が簡単ですよね。それと似たような感じです。
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成果の良いキャンペーンに対する広告最適化
実際の広告最適化ポイントは以下です。成果の良いキャンペーンであれば、「配信量の増加」を狙って以下を行うのが基本となります。
1.インプレッションシェアを80%~100%に近付ける
2.クリック率を10%~30%に近付ける
3.類似のターゲティングを新規で追加する
インプレッションシェアを80%~100%に近付ける
まずは日予算の引き上げ、入札単価の引き上げを行います。これらによるインプレッションシェア損失率がなくなったら、あとはクリエイティブ側面の改善を行います。具体的には、広告文・バナーの見直し、LPの見直し(ターゲティングごとにジャンプ先LPを変えることも含む)、広告表示オプションを可能な限り全て設定する等です。
2.クリック率を10%~30%に近付ける
広告文・バナーを徹底的にブラッシュアップします。表現の幅を広げて、ABテストを繰り返しながら、極端にCPAが悪くならないことに注意しつつクリック率の向上を狙っていきます。なお、商標関連キーワードを狙っているキャンペーンではクリック率20%~30%を目指して、それ以外のキーワードだればクリック率10%を目指してクリック率改善を行っていきます。
3.類似のターゲティングを新規で追加する
Google広告で成果が良いキーワードがあれば、それを「Yahoo広告の検索連動型広告でもターゲティングとして追加する」「YDNのサーチターゲティングでもターゲティングとして追加する」「Google広告のファインド広告のカスタムインテントでもターゲティングとして追加する」等の展開が出来ますよね。狙い目のキーワードを検索する人と他の広告配信面のどこで接触できるかを考えて、配信面の拡張を狙っていきます。
以上。成果の良いキャンペーンがあれば、それは大きなチャンスです。成果の良いキャンペーンを軸にどんどん広告配信量を増やしていき、成果を大きく積み増していきましょう!
Akira Kodaka
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