通販サイトを運営している場合、売上増加の為にGoogle広告のショッピング広告を活用するのが一般的になってきました。クリック単価が比較的安く、広告配信面に画像付きで広告掲載出来る為、少ない広告予算でも確度の高い見込客を集めやすいのが特徴です。マーチャントセンターに商品フィードをアップロードする部分が少し大変に思われる方もいるかもしれませんが、それ以上に恩恵があるのがショッピング広告でしょう。今回は、そんなショッピング広告に関する雑談(笑)

広告最適化の為にリマーケティングリストをモニタリングで追加

ショッピング広告を配信する場合、広告開始時期は拡張CPC入札を使うことが多いと思います。その後、コンバージョン数やコンバージョン値のデータが増えてきたら、目標ROAS入札やROAS最大化入札を使うのが最近の運用の主流でしょう。どの入札方式を使うにしろ、機械学習を活用した自動化の部分が含まれますので、機械学習を促進するシグナルは多い方がより良い広告配信になります。つまり、狙ったROASで広告配信しやすくなるということです。

その際、通常の検索連動型広告同様に「ショッピングキャンペーンの広告グループ(or キャンペーン)にもリマーケティングリストをモニタリングとして追加」しておくと、機械学習のシグナルにサイト訪問履歴が加えられますので、忘れずに設定しておきましょう。検索連動型広告であれば、広告グループ(or キャンペーン)にリマーケティングリストをモニタリングで追加するのは基本動作だと認識している広告運用者が多いですが、ショッピング広告で同様の設定をするのを忘れる広告運用者が意外といらっしゃいます。くれぐれもお忘れなく!

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動(当時国内上位1%の報酬獲得実績達成)。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。