SEO対策とは、狙った検索キーワードに対する検索結果ページでの自社サイトの上位表示対策です。その為、検索キーワードを自社サイトのページ内に含めるというのは基本動作になりますが、ページ内に狙った検索キーワードをどの程度出現させるのが良いのでしょうか?
結論:競合サイトと比較して同じような出現割合にすることから始める
狙った検索キーワードをページ内に含ませる割合ですが、「これが完全なる正解!」というものはありません。そもそも検索順位は「競合サイトとの相対評価で順位が決定する」ものですから、「競合と同等以上に良いページだ!」と検索エンジンに評価されることで検索順位は上がっていきます。その為、闇雲に検索キーワードをページ内に含めるのではなく、競合サイトにおける検索キーワード出現頻度を分析して、それと同じような出現頻度にするところから始めるのが無難です。その上で、コンテンツの量や質で競合サイトを上回れば、検索エンジン上位表示する可能性が高まるというわけです。
目安としては、3%~5%程度のキーワード出現率
競合サイトのキーワード出現頻度を調べるツールを使いこなせない場合やそもそも面倒な場合は、どうすればいいでしょうか?何も考えずにコンテンツを書けばいいでしょうか?さすがにそれはあり得ないですよね。何も考えずにコンテンツを書いてしまっては、「狙って検索エンジン上位表示させる」ということにはならず、運任せの検索エンジン上位表示となってしまいます。というわけで、ページ内に含ませる検索キーワードの出現頻度について目安を書いておきます。3%~5%、これがその目安となります。
関連キーワードや共起語をたくさん含ませるのが意外と重要
キーワードの出現頻度についてこのページで書いてきましたが、キーワードの出現頻度が与える「検索順位決定への影響」は年々弱まってきています。その為、キーワードの出現頻度だけに意識を奪われるのは良くありません。それに加えて、「ページ内に関連キーワードや共起語をたくさん含ませる」ということも意識をしてコンテンツを書きましょう。そうすることで、狙っているキーワードと似たようなキーワード検索でも検索エンジン上位表示する可能性が上がり、その結果サイトへのトラフィックは増えます。サイト運営の目的はSEO対策ではなく、事業拡大に繋がるトラフィックを増やすことですから、狙った検索キーワードでの検索エンジン上位表示だけを意識するのではなく、あくまで意味のあるトラフィックを増やすことを考えていきましょう!
今回は以上です。今回書きました通り、検索キーワードを闇雲にたくさんページ内へ含める必要はありません。不自然に検索キーワードが連発して書かれているコンテンツでは、むしろ検索エンジンからの評価が下がる可能性もあるはずです。キーワードの出現率・出現頻度といったことはあまり深く考えすぎず、それよりも関連キーワードや共起語をページ内にたくさん含めるよう意識していきましょう!
Akira Kodaka
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