Google広告では「ショッピング広告」「P-MAX」「ファインド広告」等でGoogleマーチャートセンターにアップロードした商品フィードを活用した広告配信を行うことが可能です。商品情報をまとめた商品フィードを活用することで、多数の商品に関して効率よく見込客へアピールすることができます。その為、楽天市場等のモールに出店しているような「多数の商品を扱う広告主」はGoogleマーチャートセンターに商品情報を記述した商品フィードをアップロードしていることが多いのですが、モールで使っている商品画像URLを商品フィードの画像リンクにそのまま使用することによって商品情報審査で不承認になり困っている広告主も多いということでこの記事を書いています。

画像リンクには「商品そのものしか映っていない画像」のURLを記述すること

楽天市場等のモールで使用している商品画像には「商品以外のものも映っている or 記述されている画像」を使用していることも多いと思います。しかしながら、Googleマーチャートセンターにアップロードする商品フィードに記述する画像リンクに設定する画像では「商品そのものしか映っていない画像」を使用するようにしましょう。目立った画像を使いたいと思って何かしら手を加えた商品画像を使用しがちな広告主もいると思いますが、そのようなことは行わないようにして下さい。

商品そのもの以外のモノ・装飾や文字を含めた画像はポリシー違反になる

商品そのものしか映っていない画像のURLを商品フィードの商品リンクに設定する理由は、そのような商品画像でなければ「Googleマーチャートセンターのポリシー違反になるから」です。商品そのもの以外のモノが映っていたり、画像に装飾がされていたり、文字情報（ありがちなのが「送料無料」「最安値」「販売数100万個突破」等のプロモーショナルテキスト）が記載されていたりする商品画像はポリシー違反で商品情報不承認となります。商品情報不承認となれば、当然ながらその商品情報を活用した広告掲載やショッピング検索掲載はできなくなります。

他社がポリシー違反の商品リンクで審査承認されていても、それは偶然である

ここまで述べてきたような「ポリシー違反の商品画像を使った商品リンク」を商品フィードに設定した広告やショッピング検索結果を見かけることがあります。そういったものを見ると「目立つように手を加えた商品画像でも問題なく商品情報承認されるじゃん！」と思ってしまうかもしれませんが、そのような商品情報が承認されているのは運よく審査通過しただけです。その商品情報は、いつ不承認にされてもおかしくありません。安定して末永く一定の見込客誘導を行うためにも、Googleマーチャートセンターのポリシーに違反しないようにすることをお勧めします。

今回は以上です。プロモーショナルテキストが書かれた商品画像を商品リンクに設定して商品情報審査で承認されていたにもかかわらず、急にその商品情報が不承認になると焦るものですよね。しかしながら、そのような場合は「今まで審査承認されていたのは運が良かっただけ」であり「根本的にはポリシー違反なので修正が必要」ということになります。商品以外のモノ・装飾や文字等が無い商品画像を商品リンクに設定するよう商品フィードを修正し直すのは手間のかかる作業かもしれませんが、こればかりは「修正するしかない！」というものになりますので頑張って修正しましょう！

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Akira Kodaka

2005年、SEO・サイト制作で起業。法人向けSEOを請け負いつつ、アフィリエイターとしても活動（当時国内上位1%の報酬獲得実績達成）。また、同時期に美容室を買収し、黒字化させてバイアウト。その後、2010年から8年間、Googleで広告運用スペシャリストとして活躍。新規クライアント専門ビジネス支援部門リード、広告代理店営業マネージャー、通信テクノロジー業界シニアアカウントマネージャーを経験。2018年、株式会社援軍設立。