Google広告で「Google Merchant Center にアップロードした商品フィード」を利用した広告メニューを実施している場合、当然ながらその商品フィードの改善が広告成果の改善に繋がってきます。その為、広告運用者であれば商品フィードの改善を行わなくてはいけないという意識はあるかと存じます。しかしながら、その一方で「商品フィードには項目が多すぎてどこをどう改善するのが効率的なのか分からない。」という広告運用者も少なからずいらっしゃるはずです。そこで今回は「Google広告で使用する上での商品フィードの簡単かつ効果大な改善方法」について手短に述べていきます。
簡単かつ効果大ということなら「タイトル属性」を改善すべき
売上を左右する要素の1つとして本のタイトルが重要であることと同じように、Google Merchant Center にアップロードした商品フィードをGoogle広告で活用するのであれば、その商品フィードのタイトル属性の値をどう記述するかがとても重要になります。やってみればすぐに分かることではありますが、タイトル属性の値の記述の仕方によって広告表示回数が相当変化いたしますので、それに伴って獲得できるコンバージョン数も大きく変化することになります。
タイトル属性の値では「最初の17文字」に重要なキーワードを含めること
商品フィードのタイトル属性は重要ですが、もっと言いますと「タイトル属性の最初の17文字」が特に重要となります。ウェブサイトのSEO対策を行ったことがある人ならピンとくるかもしれませんが、SEO対策に置いてhtmlのtitleの冒頭で重要なキーワードを含ませると検索エンジン上位表示効果を期待できるように、商品フィードのタイトル属性の値では冒頭に重要なキーワードを含ませると「狙った見込客に対する広告表示回数を増加させやすく」なります。具体的には、コンバージョン数とコンバージョン率の両側面を考慮した上で決定した「集客したい人」が興味関心を持っていそうなキーワードをタイトル属性の値の冒頭に含ませると良いということです。
プロモーショナルテキストをタイトル属性に含めないよう注意
タイトル属性の値にキーワードを含めましょうというお話をしますと、そこにプロモーショナルテキスト(「送料無料!」や「今だけ半額!」等といった宣伝を行う短い文章)を含めてしまう広告運用者もいらっしゃいます。しかし、プロモーショナルテキストをタイトル属性の値に含めることはGoogle Merchant Center のポリシー違反になりますのでご注意ください。タイトル属性の値には「あくまで商品そのものに関する情報のみ」を記述するのが基本となります。
今回は以上です。Google Merchant Center にアップロードした商品フィードにおいてテコ入れできる項目は色々あるかと存じますが、とりあえず「簡単」かつ「効果大」な商品フィード改善方法を試してみたいということでしたら、この記事の内容を是非ともご参考にしください。それでは!
Akira Kodaka
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