数学やプログラミング、統計学においてもパラメータという言葉は使用されますが、広告運用を行っていると「URLパラメータ付与しておいてね」なんて言葉を投げかけられることが多々あります。「URLパラメータって何なのよ?」「設定する意味は?」などの疑問を解決しましょうー!

 

パラメータとは?

パラメータとは「変数」のことで、webマーケティングで使用しるURLパラメータとはURLの末尾に「?」を付与した変数になります。特定の形式を表記することによって流入元を正確に把握することができるようになります。

パラメータを設定する意味

Googleアナリティクスで分析を行うためにはパラメータの設置は必要不可欠です。

キャンペーンで使用しているリンク先 URL にキャンペーンのパラメータを追加すると、該当のキャンペーンの全体的な効果に関するデータを収集し、キャンペーンが特に高い効果を発揮している場所も把握できるようになります。たとえばサマーセール キャンペーンで大きな収益が発生しているものの、複数のソーシャル アプリに広告を配信しているため、どのアプリが特に収益性が高いユーザーを呼び込んでいるのかを把握する必要がある場合に効果的です。メールや動画広告、アプリ内広告など、複数のタイプのキャンペーンを実施している場合でも、成果を比較し、マーケティング効果が特に高いものを把握できます。

ユーザーが参照リンクをクリックすると、追加されたパラメータがアナリティクスに送られ、キャンペーン レポートに関連データが表示されるようになります。

Yahoo広告やSNS広告などパラメータを付与せずに配信を行った場合、流入元が広告だと認識されず「organic」や「social」に含まれてしまい、しっかりと広告の分析やユーザー行動を明確にすることができなくなってしまいます。ちなみに、Google広告の場合はパラメータを付与しなくても「google/cpc」と表示されます。

パラメータを設定することで、ユーザーのアクセス元が分かるため「リスティング広告・SNS広告・オーガニックの判別ができ」「広告の成果が分析できる」ということになります!

パラメータ設定方法

Campaign URL Builder」を使用すれば簡単に設定することが可能です。URLパラメータを間違えてしまうとうまく分析することができないため、はじめはCampaign URL Builderで生成するようにした方が安心です。

まとめ

URLパラメータを設定しなくても広告配信は可能ですが、しっかりとアナリティクで分析を行うためにはパラメータ設定することをオススメします。Campaign URL Builderを使用すれば簡単に生成することもできますので、初心者でも大丈夫です。パラメータを活用してデータ分析をしっかりと行っていきましょー!

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。