過去何度かレスポンシブ検索広告の有効性改善について記事を書かせていただきました。
【Google広告】レスポンシブ検索広告の有効性を高めるためのコツ。
広告文の見直しってそんなにインパクトあるの?って思われる方もいると思いますが、広告の品質を高めるための重要な施策です。
一見地味な対応に思えるかもしれませんが、改善インパクトは非常に大きいため、地道に取り組まないといけません。
【改善事例】Googleレスポンシブ検索広告の有効性を上げるとどれぐらいパフォーマンスは改善するのか?
レスポンシブ検索広告には有効性という指標があり、我々が確認できる一番良い状態は「優良」というステータスです。
レスポンシブ検索広告を作成する画面で見ると、こんな感じです。
さて、地道にテキストを見直した結果、広告の有効性は「優良」になりました。ではもう改善の余地はないのでしょうか?本日はその点についてお話させていただきます。
タイトルにさらにキーワードを盛り込めないかを模索する
有効性が優良になっても、レスポンシブ検索広告の作成画面ではこのようにタイトルに含めたほうが良いキーワードが表示されます。
画像にモザイクをかけているため分かりにくいですが、緑はタイトルに含められていて、黒字が含まれていないものです。これらは該当の広告グループの中でインプレッションが上位のキーワードになりますので、もう少しタイトルに盛り込むことはできないかを検討してみましょう。タイトルに盛り込んだほうがよりインプレッションが増える可能性があります。
定期的に見直しをする
ユーザーが検索する検索語句は季節や時期によっても異なります。繁忙期だと閑散期と比べて検索数や検索語句が増えて、これまでとは違った検索語句で検索されます。
そうなると、これまではインプレッション上位ではなかったキーワードが上位に来る可能性があります。そうなると、タイトルも見直すべきですよね。
仮に有効性が優良のままだとしても、インプレッションの多いキーワードはなるべく盛り込みたいので定期的にメンテナンスする必要が出てきます。
有効性が優良になっても終わりではない
ということで、がんばって有効性が優良になったとしても、そこで終わりではなく、定期的に見直しは必要というお話でした。
レスポンシブ検索広告に限らず、リスティング広告の運用については終わりはなく、コツコツと改善に取り組み続けないといけないものになります。地道な業務になりますが、取り組んだ分結果として帰ってきますので、頑張って改善していきましょう。
ではまた。
Junichi Nakamura
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