以前スマートショッピングキャンペーンというメニューがありましたが、現在はP-MAXにアップグレードされておりますよね。
P-MAXは基本的に予算とクリエイティブを入れて、目標に向けて機械学習が頑張ってくれるという画期的なメニューですが、ショッピングでの効果を少しでも良くしたい何てことはよくあるはずです。広告成果的にもショッピングがリスティングよりも獲得効率がよいため、配信が寄るはずです。ショッピング面への配信をより効率的に行うための、施策をいくつか紹介したいと思います。

 

その1:効果がよい商品グループと普通の商品グループとキャンペーンを分けて運用

全ての商品がまんべんなく売れているという状況が望ましいですが、おそらく価格帯が安いとか、そもそも人気のある商品だったりするとコンバージョンがその商品に寄りがちです。その場合は、思い切って効果の良い商品群キャンペーンとそれ以外でキャンペーンを分けて、目標入札を変えて運用してみると相対的にCV数が増えるケースがございます。これまで日の目を見なかった商品がキャンペーンを切り出したことで、ボリュームが出て、CVにつながるかもしれません。意外な商品が売れる事もあります。

 

その2:新規向けユーザーへの配信キャンペーンを試す

キャンペーン設定で「顧客の獲得」というメニューがあり、既存ユーザー新規ユーザーへの入札のバランスを変える事ができます。実は新規ユーザーの方が獲得がつきやすい商品などはありませんか?トライアル商品などがある場合はこちらを試してみるのもありかもしれません。

 

その3:マーチャントセンター上の説明文やタイトルに検索クエリを入れてみる

リスティングなどを同時に行っている場合など獲得的出ているキーワードが決まってきている事って結構あると思います。それらのワードをマーチャントセンターの商品説明文の中にいれたり、タイトルに入れてみると効率が上がるかもしれません。というのもショッピング枠の掲載されるアルゴリズムは、Google Merchant Center内の情報とキーワードなどと連動されており、ユーザーにとって有益な情報だと判断された場合に広告が掲載されるからです。

また、P-MAXの「分析情報」>消費者スポットライトでもどんなカテゴリのキーワードで検索されている確認できるので、それっぽいキーワードをGoogle Merchant Center内にちりばめる事で広告の露出が増える可能性があります。

P-MAXでも結構運用、検証できる部分は多いので、テストを繰り返しながら効率化を図っていけるといいですね。

 

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。