Facebookには様々なクリエイティブフォーマットが存在します。1枚の画像で配信することや動画での配信、複数枚をスワイプして見せるカルーセル広告などがあげられます。なかでも、ダイナミック広告は、画像複数枚、複数のテキストを同時に入稿し、効果の良いものを組み合わせて、最適化をかけてくれるフォーマットです。いわば、Facebookのレスポンシブディスプレイ広告ですね。

主にeコマースで効果を発揮しているといわれているフォーマットですが、業界問わず使える手法です。今回はそんなダイナミッククリエイティブの設定方法について説明していきます。

設定方法

広告セット階層で設定します。
「ダイナミッククリエイティブ」のチェックをONに変更。

すると、広告階層でのクリエイティブ追加箇所で複数の画像とテキストを追加できるようになります。画像を選択で配信したい画像を複数選択することで以下の例のように画像が登録できます。
テキストを打ち込んだ後に「オプションを追加」ボタンが出現するのでそちらをクリックすると、テキストを入力できる枠が出てきます。(画像テキストともに10本まで)
見出しも説明文も同様です。

この設定で、自動で効果の様画像やテキストが組み合わさって配信されます。

 

クリエイティブ毎の評価の確認方法

広告マネージャーのクリエイティブ階層で、「分割」を選択し「ダイナミッククリエイティブ要素」を選択することで、画像やテキストごとの数値を確認することができます。

例えば、ある画像だけがCTRが極端に低いなどあれば、別の画像に差し替えるなどの示唆を得ることができます。

注意したいのが、キャンペーン内でダイナミッククリエイティブを設定できる広告セットは一つまでなので、訴求を変えたダイナミッククリエイティブを展開したいなどがあった場合は、キャンペーンを別で立てる必要があります。

 

 

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。