Google広告・Yahooプロモーション広告・Facebook広告等、インターネット広告を運用する場合には大抵コンバージョン計測を行います。コンバージョン計測することで、費用対効果を可視化でき、それによって各社に最適な広告配信を実現できるようになるからです。そんなコンバージョン計測ですが、その多くは「サンクスページでコンバージョン計測タグ(もしくは、その他の用途含めコンバージョン計測にも使われるタグ)を発火させる」ことでコンバージョン計測します。要は、「サンクスページに該当タグを貼ることでコンバージョン計測する」というケースが多いということです。
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サンクスページが動的に生成されていてURLが変わらないケース
先に述べた形で該当タグを貼り付けすることがほとんどですが、たまに「サンクスページが動的に生成されていてURLが変わらない」というケースがあります。この場合、サンクスページに表示させている大元のHTMLに該当タグを貼ることで対処できれば簡単なのですが、この状態の場合は様々な理由でそれが実現不可能なことも多いです。その場合、サンクスページで該当タグを発火させることにこだわっていると、何度も何度もタグのテスト発火ばかりやることになることも少なくありません。結果的に上手くタグ発火すればいいですが、そうならなかったらそれまでの苦労が水の泡になりますので悲しいですよね。
サンクスページ直前のページのボタンクリック時に該当タグを発火させる
サンクスページ自体に上手く該当タグを貼れない場合、サンクスページへの該当タグ貼り付けにこだわらず、サンクスページ直前に表示させているページの「サンクスページへ進むボタン(注文や申込みを確定させるようなボタン等)」をクリックした際に該当タグが発火するようにして事実上の「サンクスページ到達と同義」となるユーザーアクションをコンバージョンとして計測するのが簡単です。
ボタンクリックでタグ発火させるにはGTMを使うのが便利
広告運用初心者の方であると、HTMLやCSS等の知識がないことも多いかと存じます。そのような場合に「ボタンクリックでタグ発火するようにして!」と伝えても、即作業を行えないでしょう。それでは広告運用者ご本人も広告主の方もみんな困ってしまいますので、どうするのが簡単なのか補足で書いておきます。結論「GTM(Googleタグマネージャー)を使う」のが簡単です。細かい手順はこちらのページで解説しておりますので説明を割愛致しますが、GTMでクリック発火を管理するのが「後からタグ発火条件を変えることになっても管理が簡単」なのでお勧めです。本日は以上!
Akira Kodaka
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