最近はいたるところでCHATGPTについてのお話が聞こえてきます。CHATGPTは様々なことで使用出来るかと思いますが今回は広告運用において「壁打ち相手」としての使用をご紹介したいと思います。なお機械学習を前提としたAIツールは精度や仕様が随時かわるため、あくまで現段階でのお話です。
壁打ち相手としての使用
実際に広告の訴求軸を見つけるために質問してみます。なおプロンプト(質問するさいのコマンド)には色々なルールが存在する様です。今回はあえてあまり意識せず質問をそのまま投げる形でどこまで答えてくれるのかも確認してみたいと思います。
例:「オンライン英会話教室」に関する訴求軸を見つける
まずはサービス上のターゲットが重視していることを聞いてみたいと思います。
出てきた回答のうち気になる内容(個別のカスタマイズ)について質問してみたいと思います。
答えがふわっとしているので質問内容を変えて改めて質問しなおしてみます。
なるほど!さらに質問!
「予約のしやすさ」について訴求できそう。考えられる訴求軸について聞いてみます。
なるほど。ありがとうございます!
今回はテストとして聞いてみましたが、明確に「ターゲット」「伝えたいこと」「課題」などを盛り込んだ上で質問すればターゲットの精度はさらに上がるのかなと思います。
質問する上で気を付けたい点はCHATGPTは直前の質問内容の影響を大きく受けるようで、誤ったまま答え(知りたい答えとは異なる答え)のまま続けてしまうと、欲しい情報とは異なる方向に流れてしまうことも多くありました。当たり前ですが質問は的確に行う必要があります。
自社ユーザーにとって最適な軸を発見する
出てきた軸を基に広告を作成する形となりますが気を付けたい点もあります。
返答されることは平均的な答えであること
CHATGPTは過去のトレーニングデータを参考にして返答しているとのこと。そのため出てくる返答は平均的な答えであることを理解しておく必要もあります。自社ビジネスで考えているターゲットにとって刺さる訴求内容であるかを確認しましょう。
最後に
今回はテストで使用してみましたが、想像した以上に壁打ち相手になってくれました。今回のように何となく想像は出来るのだけれど言語化までには至っていない内容について聞きながら精度を高めていくのはよい使い方だとおもいます。
今回は以上なります。
Hiroshi Shimada
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