Apple Search Adsに新しい広告枠が登場しました。
その名も「検索タブ」。これはアプリ検索画面、下部に表示される、「あなたにおすすめ」の箇所の上部に表示される広告です。検索される前の枠になるため、キーワードのターゲティング設定は必要ないメニューとなります。
用途は?
ユーザーが検索行動を起こす前に表示される前の目立つ位置に掲載されるため、基本的にはアプリの認知を伸ばしたい時に使用するメニューとなります。キーワードによるターゲティングが切れないため、費用対効果は良くない事が想定されますが、利用者層の多いアプリケーション、例えば、カジュアルゲームや、交通情報・マップ関連アプリ、今現在は巣ごもり需要もあるため、テイクアウトや宅配関連などのアプリでは一定量のインストールは獲得できるでしょう。
使うシーン
主に、認知を目的としているので、アプリのローンチのタイミングでユーザーにアプリを知ってもらうために配信したり、CM放映時に合わせて配信するなどユーザーの関心度が上がりそうなタイミングで打つことが望ましいと考えます。
配信方法
「検索タブ」に配信するためには、「検索タブ」用のキャンペーンを作成する必要があります。
キャンペーン設定
- アプリの選択と検索面の選択を行います。ここで検索タブを選択するだけで、あとの工程は通常のキャンペーン作成と基本的には変わらないです。
- キャンペーン名と予算を設定
広告グループ設定
- グループ名の設定。
- 入札額を決めます。通常の検索広告と違う点はCPM入札という点です。例では100円と入れてますが、初期は低めの金額で設定してみて状況に応じて入札額を上げていきましょう。
オーディエンス
- デバイス、顧客タイプ、ターゲット層、地域、スケジュールを入力すればキャンペーンは完成です。
まとめ
Apple Search Adsでは割と簡単に認知広告が始められます。例えばTwitterの認知広告などはプロモトレンドと言って、いわゆる予約型広告となり、出稿するために枠を抑える必要があることやそもそも高額という点で、なかなか手が届かなかったりします。運用広告で大きく目立つ位置に広告掲載ができる点では他のメディアと比べても手軽に始められる認知向け広告となるので、ぜひこの機会にテストマーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。
Masahiro Ozeki
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