皆さん、Google広告の管理画面で表示される最適化案を見て、キーワード追加や入札について適用するか否かを検討されていると思いますが、この画面の右上に「自動適用」という箇所は見たことありますでしょうか?

最適化案と自動適用

本日はこちらから設定できる「最適化案の自動適用」についてです。

最適化案の自動適用とは?

最適化案の一部をアカウントに自動的に適用することです(そのまんま)

設定できる内容は以下になります。

キーワードとターゲティング

キーワードとターゲティング

入札と予算

入札と戦略

広告と広告表示オプション

広告と広告表示オプション

各項目ごとにいろいろと自動化を選択することができますね。

全て自動化して良いのか?

日々対応している内容の一部が自動化されることで時間の節約になり、運用以外の時間に充てることができるようになります。

ただし、注意したいのは全部自動適用で良いのか?ということです。

必ずしもすべて自動化にするのが良いかというと、現時点ではそこまでではないというのが私の考えです。

例えば、「新しいキーワードを追加しましょう」というのがありますが、事前に確認しないまま気づいたらキーワードが追加されていたとなると管理上難しくなりそうですよね。

また、「「クリック数の最大化」を使って、広告費用対効果を上げましょう」という項目も、勝手に導入されてしまって、気が付いたらコストだけ増えていたということも起こりえそうです。

自動化を適用すべきポイントは?

精度はどんどん良くなっていくでしょうが、現時点ではまだ完全自動化は難しいでしょう。
どうしてもまだ人の判断を入れざるを得ない箇所が存在しています。
そんな中でも、人が判断しなくても良いポイントもいくつかあります。

例えば、キーワードとターゲティングであれば、以下のチェックが入っているところは自動化して問題ないと思います。

キーワードとターゲティングの設定例
「競合する除外キーワードを削除する」に関しては、キーワードとして登録があるが、除外キーワードの設定によって露出されない状態になっているものがある場合に有効です。

ただし、除外したほうが良いのか、出したいのかシステムでは判別つかず、勝手に除外キーワードのほうを削除してしまうので、その点だけ注意しましょう。

以下の広告と広告表示オプションの箇所の「広告のローテーションを最適化しましょう」もデフォルトがそうなっているはずですが、適用して問題ないポイントになります。

広告と広告表示オプションの設定例

運用はなるべく自動化しつつ、新たな価値の提供へ

技術の進化とともに、これまでは人が対応していた箇所が自動化されていきます。
まだ完全自動化というわけにはいきませんが、近い将来かなり精度が高いところまで行くのではないでしょうか。
運用者はなるべく自動化できる箇所は自動化し、単純に広告運用が強いという以外の価値を提供できるようにしていかないといけないですね。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。

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