Facebookでは2022年1月19日以降、一部の詳細ターゲット設定オプションが削除されました。理由としては活用されていなかったり、ターゲットが細かかったり、センシティブな内容だったりなどで、精査されたようです。主には、健康、人種・民族、政治観、宗教、性的指向に関連する慈善活動、組織、公人・著名人などの項目です。

例としては、以下のようなカテゴリが削除されました。

健康上の原因(例:「肺がんの認識」「世界糖尿病デー」「化学療法」)
性的指向(例:「同性結婚」「LGBT文化」)
宗教的慣習とグループ(例:「カトリック教会」「ユダヤ教の祝日」)
政治的信念、社会的問題、原因、組織、人物

あまり普段の広告では使用シーンが見いだせないターゲティングですが、これらのターゲティングを設定している場合には気を付けなくてはいけない点があります。

2022年3月17日以降でこれらのターゲットを設定している場合、広告セットが停止する可能性があります。もし上記のようなセンシティブなターゲティング設定を行っている場合は、3/17以降広告セットがどうなっているかを一度確認したほうがよさそうです。

現状対象となるターゲティングを設定している広告セットがある場合は広告マネージャーアカウントから確認することができます。広告セットの詳細ターゲット箇所で対象となるカテゴリがある場合は、「!」のアラートが出ており、それらの代替案が出てきます。

 

 

 

アップデートが著しい業界、媒体ではありますが個人に紐づくようなターゲティングや、センシティブな内容を徐々に排除される動きは引き続きあると思います。今一度実施しているターゲティングを見直すいい機会かもしれません。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。